2年ぶりの夏の甲子園も、異例ずくめの開会式!入場行進はなく、マスク姿の球児たち… | RBB TODAY

2年ぶりの夏の甲子園も、異例ずくめの開会式!入場行進はなく、マスク姿の球児たち…

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 10日、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場で、「第103回全国高等学校野球選手権大会」の開会式が行われた。だがコロナ禍ということもあり、異例ずくめのセレモニーとなった。


 台風の影響で開幕が1日順延となった、夏の甲子園。去年の102回大会はコロナの影響で中止となり、2年ぶりの開催となった。だが客席には、応援する同じ高校の選手以外はおらず、いわゆる無観客。また、場内を一周する行進もなく、選手たちはマスク姿で、いつもより間隔を空けて整列。

 この後、丹羽秀樹文部科学副大臣に続き、八田英二日本高等学校野球連盟会長がスピーチ。八田会長はその中で、「振り返れば昨年の大会中止の決定を耳にして、多くの球児が頬をぬらし悲嘆に暮れました。しかし、来年があると望みをつなぎ、仲間と励ましあい、厳しい練習に耐え、ようやく皆さんは本日の開会式への切符を手にしました。本当におかえりなさい。そして、大会出場おめでとうございます。元気な皆さんの姿を目の当たりにして関係者一同、感無量の思いです」とコメントした。

 そんな挨拶の合間に、スピーチ台を消毒するなど徹底した感染対策がとられていたのも印象的だった。また、熱中症予防のため水分補給の時間も設けられた。スピーチを聞く前、選手たちがそれぞれの後ろのポケットの中から水が入ったペットボトルを取り出し、飲む場面も見られた。

 なお石川県代表・小松大谷高校キャプテン、木下仁緒くんが選手宣誓した。

《杉山実》

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