宇野昌磨、完全復活!フリー圧巻の200点台で「世界選手権」初優勝! | RBB TODAY

宇野昌磨、完全復活!フリー圧巻の200点台で「世界選手権」初優勝!

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(Photo by Joosep Martinson - International Skating Union/International Skating Union via Getty Images)
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 宇野昌磨が、26日放送の『世界フィギュアスケート選手権2022』(フジテレビ系)男子フリーで自己ベストを更新。世界の新たな頂点に立った。

 6度目の世界選手権で、今までに銀メダルを2回獲得してきた宇野。24日のショートプログラムでは歴代3位の高得点を出し首位に立っていた。この日、最終滑走に臨んだ彼は冒頭、4回転ループ、4回転サルコウと2つの4回転を確実に決めた。

 続く4回転トゥループ、ダブルトゥループも華麗に着氷。さらにトリプルアクセルも高さ十分と、前半を最高のスタートで切った。この後も最後まで安定感抜群で力強い滑りを魅せると、会場から大きな歓声と拍手が沸いた。

 それまでの自己ベストは197.36だったが、得点は202.85と、200点超え。ショートとのトータルも300点を大きく超えて312.48。得点が分かった瞬間、拳を天高く突き上げ、コーチのステファン・ランビエールと抱き合った。

 優勝後のインタビューでは「ショート、フリーともに今シーズン最後になるということで、コーチが納得できるような演技をしたいと思っていた」と語り、「それはかなったと思う」とコメント。「初めて世界選手権で1位になれたことに、すごく嬉しく思います。ありがとうございます」と感謝した。

 また、今回のプログラム「ボレロ」について、「振り付けしたときから体力を必要とするプログラムだと思っていた」と回顧。「4回転を5本挑戦する今までで最高難易度だったので、1年で出来上がるのは不可能だと最初は思っていた」と振り返った。「それでも1年間やってきて、ちゃんとここまで、世界選手権で1位を取るところまで上り詰められたということにすごく嬉しく思う」と話していた。

 なお銀メダルは鍵山優真、銅メダルはアメリカのヴィンセント・ジョウだった。

《杉山実》

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