ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、28日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）に出演。連日報道されている、香川照之の性加害報道について私見を述べた。
MCの東野幸治に今回の騒動について意見を求められた淳は「今回のこのニュースって、（論点を）分けて話さないとコメントしづらいと思ってて」と切り出し「３年前に起こした香川さんの性加害、クラブのママを訴えてしかも取り下げていること、被害に遭われている方がPTSDということを色んなメディアがたくさん報じていいのか、の3つについて分けてコメントするした方がいい。1つにまとめてコメントするのは非常に難しい」と前置いた。
その上で淳は「性加害についてはだめだということがちゃんと言えるんですけど。でもだったら、このクラブのママを訴えて示談が済んでいるものを、僕たち第三者があーだこーだ言えるものなのか。もう解決していることなのに」と悩みつつも言葉を発している様子。その後言葉を絞り出すように「示談になっているものを、また掘り返す作業って…まあ週刊誌だったらそのネタが入ったら報じちゃうか」と逡巡しつつも、一部メディアの報道方法について疑問を唱えた。
共演のトラウデン直美は淳のコメントに対して「少なくとも報道することで、性加害の抑止にはなってると思う。ただそれの犠牲になるのは当事者の方だったりするのでモヤモヤすると思う」と報道については一定の理解をしつつも同調。他にも「そもそも番組自体でこうした報道を行うこと自体が、被害者を傷つけてるのでは？」「でも報道しないと番組が香川に忖度していると思われる」など、さまざまな意見が飛び交った。
