6日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ！』第47話では、水島（佐野弘樹）が不合格になった。
1人で飛ぶソロフライト訓練の難関である、単独飛行ができる力があるか審査するテスト「プリソロチェック」。柏木（目黒蓮）、舞（福原遥）らが全員合格する中、水島だけ不合格となってしまう。
3日後に行われる再審査に向けて柏木は、水島に「俺が管制官の役をやる。フライトをイメージしながらテンパらずに受け答えろ」と命じる。だが柏木が買って出た練習もむなしく、水島は再審査で挽回することができず、退学となってしまう。
実家に帰るため、「蛍の光」を歌いながら荷造りする水島。「よし！梱包完了！なぁ柏木君。悪いんだけどさ、缶詰もらってくんね？ハハハハ。すげえ余っちゃってハハハ」と、努めて明るく振る舞う。
柏木は、これまで支え合ってきた仲間が去ることに耐えられず、泣きながら、あふれる想いを告げる。「お前は親父から逃げたくてここに来たんだろ？でも今は違う。ここで必死に頑張ってるうちに本気でパイロットになりたいと思った。そうだろ？」と訴えかける。柏木がぶつける本音に、おどけていた水島も「俺だって悔しいよ！せっかくここまで来たのに…。悔しいよ！」と吐露。「みんなごめん…。こんなところで終わってごめん…」と嗚咽する。
それを見ていた舞も駆け寄り、「謝らんといてください。私ら、ここ出ても仲間です。ずっと仲間なんです」と告げる。水島は「ありがとう、舞ちゃん」と泣く。3人は抱き合い、最後の別れを惜しんでいた。
明日7日放送の第48話。プリソロチェックで不合格となり帯広を去る水島（佐野弘樹）を、舞たちは見送る。仲間との別れに落胆する舞を矢野（山崎紘菜）は、翌週から始まるソロフライト訓練に向けて予習をしようと励ます。舞たちは宮崎校からの仲間でソロフライトの予習をするが、そこに柏木の姿が見当たらない。心配した舞は、予習の後に柏木の部屋を訪ねる。
