28日放送の連続テレビ小説『舞いあがれ!』第63話は、不穏なエンディングで終わった。
舞(福原遥)が工場を手伝い始めて1ヵ月。経営不振を極める工場を立て直そうと、浩太(高橋克典)は社員にどう利益を出すかアイディアを募るも、社員同士で意見が衝突してしまう。浩太は必死の営業の末、太陽光発電の機械に使うネジの新規発注を獲得。「みんな頼むで!こっから巻き返そ!」と檄を飛ばすと、社員一同「はい!」と答える。
だがエンディング。工場の前に乗り付けた高級車からサングラスをかけた悠人(横山裕)が降りてきて、「さて…この工場、なんぼになるやろか?」と品定めして終わる。
この後、来年放送の予告編ダイジェストが流れた。経理の古川(中村靖日)が浩太に「今リストラせな、IWAKURAはここで終わってしまいます」と通告するシーンや、悠人が「結局、親父は現実見る勇気ないねん」と言い放つ場面、さらに舞が「お父ちゃん?」と探すような声のあと、めぐみ(永作博美)が社内のある一点を見つめるシーンも。ネットでは「売るんかい?」「これで今年おしまい?」「予告編の母親の視線が気になる」など様々寄せられている。