舞台『ハムレット』に挑む野村萬斎と息子・裕基に密着!16日放送『情熱大陸』 | RBB TODAY

舞台『ハムレット』に挑む野村萬斎と息子・裕基に密着!16日放送『情熱大陸』

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 16日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS)には狂言師の野村萬斎と、その息子・裕基が登場する。

 萬斎は、25年前に同番組の第8回に登場。当時、伝統を受け継ぐ側だった萬斎も、今では息子・裕基を得て、伝統を未来に繋ぐ側となった。

 そんな2人は先月、舞台『ハムレット』に挑んだ。これまで多くのシェイクスピア作品を演出し、24歳と37歳の時には主役・ハムレットを演じた経験のある萬斎にとって、同作は特に思い入れの深い作品でもある。今回はハムレット役は息子・裕基が演じ、萬斎は演出・構成を担いつつ、舞台でも父親・叔父の二役を務めた。裕基にとっては初めての現代劇で、狂言とは勝手が違うことばかり。膨大で難解な台詞も多く、「法律を犯すような気分……」と漏らすなど、戸惑い葛藤する様子が写し出される。

 一方で、かつて同じ道を歩んできた萬斎は、「現代劇では狂言に無い動きを求められるから難しい」と、息子の苦悩を見守る。厳しい演出の奥にあるのは「芸の世界を広げることで、狂言を今に生きるものにする」こと。狂言の歴史と、今に生きる芸を、どう次世代につないでいくのか? 父と息子の3ヵ月を追った。

《松尾》

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