高嶋ちさ子の父、「大きな声では言えない」ビートルズ宣伝方法を告白!  | RBB TODAY

高嶋ちさ子の父、「大きな声では言えない」ビートルズ宣伝方法を告白! 

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 高嶋ちさ子の父・弘之さんが2日放送の『徹子の部屋SP』(テレビ朝日系)で、音楽ディレクターとして来日前のザ・ビートルズの知名度を広めるために行った驚きの秘策を明かした。

 当時、音楽ディレクターとしてビートルズを担当した弘之さんは、日本人がビートルズの「ビ」の字も知らない時の「大きな声では言えない」話を切り出した。「ある放送局の2時間の番組では、リクエストを受け付けるために女子大生を10人雇っていたんですね。その10人のうち3人を押さえて、(リスナーがリクエストしたい)楽曲を言ってきても『ビートルズ』と書かせるようにした」と、受付係をなんらかの方法で“買収”して、本来のリクエスト曲を無視してビートルズの曲にリクエストが来たかように仕向けたと告白。

 さらに弘之さんは、「部下を五反田の床屋に連れて行ってカツラをかぶせて、日刊スポーツに来てもらって『早くも街の床屋に現れたビートルズカットを希望する青年』(という記事を書いてもらった)」と語った。その様子はテレビでも紹介してPRしたと振り返った。

 他にも、ビートルズの楽曲をレコードで聴かせる「レコードコンサート」を開催。20人の来場者の中に、知り合いを5人ほど“サクラ”として紛れ込ませて、弘之さんの合図で「キャー!」と黄色い悲鳴をあげさせたり、ビートルズスーツを着た30人を銀座で行進させたとも。

 黒柳徹子は、「あの時まだビートルズって知らないはずなのに、(来日コンサートの)武道館になんでこんなに人がいるんだろうと思った」と、弘之さんが事前に仕掛けた、ブームを起こす方法に驚いていた。

《杉山実》

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