神奈川県厚木市の地ビールメーカー「サンクトガーレン」が、12日より、バレンタイン向けのチョコレート風味ビール、通称“チョコビール”を発売する。
このチョコビールは、お菓子のチョコレートを使った甘いビールではなく、ビールの原料だけでチョコレート風味を引き出したもの。通常のビールに使うベース麦芽は約85度で焙煎しているが、チョコビールに使う麦芽は約160度の高温で焙煎。この“チョコレート麦芽”でダークな色、カカオのような香ばしい香り、ビターチョコのようなほろ苦さを引き出している。
2024年のチョコビールのラインナップは4種類。1つ目は、通常の黒ビールの約3倍の材料を使用した超特濃黒ビール「インペリアルチョコレートスタウト」（715円）。2つ目は、チョコレート麦芽と共にキャラメル麦芽を相当量使用し、自家製の焦がしキャラメルも実際に使用している「塩キャラメルチョコレートスタウト」（605円）。
3つ目は、橙（だいだい）オレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮した「オレンジチョコレートスタウト」（605円）。4つ目は、エスプレッソのように濃厚な黒ビールにバニラの香りを溶け込ませた「スイートバニラスタウト」（506円）。いずれも瓶容量は330ml。
