松本人志 vs文春 犬塚浩弁護士の裁判争点解説にスタジオざわざわ | RBB TODAY

松本人志 vs文春 犬塚浩弁護士の裁判争点解説にスタジオざわざわ

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松本人志(Photo by Sports Nippon/Getty Images)
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 弁護士の犬塚浩が、28日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志の“文春裁判”を詳しく解説した。

 松本が、性加害疑惑を報じた『週刊文春』を相手取り起こした今回の訴訟。だが犬塚は「今回の紛争の争点は、性加害があったかなかったかではなくて、“性加害があったことを文春側が信じるだけの事情があったか”ということになっている」と論じた。

 理解が追い付かない東野幸治が「もう一回言ってください」とリクエスト。犬塚はそれを受けて「まず、被害を主張する女性と、松本さんが裁判になった場合は、性加害の有無が争点」と前置き。その上で、「性加害の当事者でないマスコミが『性加害があった』と立証するのは非常にハードルが高い。自分の身に起きたことではないので」と補足。

 そこでマスコミ、今回で言う『文春』に求められる“立証”とは、そうした事実が「あったか、なかったか」ではなく、「あったことを信じた事情があったか」というもので、当事者同士の裁判よりは認定のハードルが下がるのだとか。

 犬塚氏は、「極端な言い方をすると、あったかどうかははっきりしないけど、信じたのはしょうがないねという場合には、マスコミ側は責任を負わないことになる」と、週刊誌側には責任がないと主張。続けて彼は、政治家がワイロをもらったと思われる際の報道についても同様の理論を展開していたが、複雑な裁判事情に番組出演者は騒然。東野が「えー!?すごいややこしい」といえば、最上もがも「難しい」と一言。

 ロンドンブーツ1号2号・田村淳も、「それをしっかり理解して裁判の行く末を見守れる人がどれぐらいいるかと考えたら、僕も自信ない」と肩を落とした。ただ東野は「松本さんが文藝春秋を訴えているということはそういうことなんですね」と、表面上は理解したようだった。

《杉山実》

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