西野七瀬、おじいさん役の声優に「おばあさんならまだしも...(笑)」 映画『トラペジウム』舞台挨拶 | RBB TODAY

西野七瀬、おじいさん役の声優に「おばあさんならまだしも...(笑)」 映画『トラペジウム』舞台挨拶

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(c)2024「トラペジウム」製作委員会
(c)2024「トラペジウム」製作委員会 全 7 枚
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 乃木坂46の1期生・高山一実が小説家デビューを果たした『トラペジウム』(KADOKAWA)がアニメーション映画化され、現在公開中だ。18日に、原作者・高山をはじめ、主人公・東ゆう役の結川あさき、外国語通訳のボランティアをしている伊丹秀一役の内村光良、伊丹秀一の仲間のおじいさん役の西野七瀬らキャストが登壇した舞台挨拶が実施された。

 原作「トラペジウム」は、アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む物語。舞台挨拶に登場した高山は、公開から1週間が経ち、「『トラペジウム』は不等辺四辺形という意味で、うまくいかないこととか、ただのきれいな話にはしたくないなという気持ちで書いた作品なので、いろんなご意見をいただけることが『トラペジウム』というタイトルと繋がっているようですごく嬉しいです」と感慨深い様子。

 主人公・東ゆうの声を演じた結川は、「たくさんの感想の声が、私のところにも届いています。特にゆうに関しては、私は演じている側なので愛着があるけれど、観る方によって全く違う見え方があるんだなというのを改めて感じていて。『トラペジウム』がいろんな方に影響を与えているのを見て、本当にすごい作品だというのをあらためて実感する日々です!」とコメントした。

 また、ゆうたちが出会う観光ボランティアのおじいさん役の声優を務めた西野は、「声優のお話をいただいた時は笑っちゃいました!おばあさんならまだわかるけど、って(笑)でも、かずみん(高山)や内村さんと一緒におじいさんの役を演じると聞いて、それなら心強いと思いすぐに『やりたいです』と答えました」と、出演を即決したことを明かした。

 高山も西野と同じシーンで別のおじいさん役で声の出演を果たしているが、2人のアフレコは一緒に行われたそう。西野は「かずみんと一緒にアフレコできてよかった!グループ活動していたときは、おばあさんみたいな声を出して会話する遊びもしていたので...2人の世界でした(笑)」と2人の仲の良さが伝わる収録秘話も飛び出した。

 同じく観光ボランティアのおじいさんの一人、伊丹の声を演じた内村は、「六か国語を話す通訳ボランティアという役でしたが、結果英語など話すことなくアフレコが終わってしまいました。おじいさんの役は初めてだったので、監督からは『もっとおじいさんに!もっとおじいさんに!』とディレクションされたりしましたね」と収録を振り返り、会場を笑わせた。

 舞台挨拶の最後には、高山が「『ありがたい』が重なっていく毎日を過ごしております」とした上で、「芸能界では人としても素晴らしくないと成功しないから、それを伝えるために、主人公のゆうには色々傷つくことも経験して欲しくてがんばらせすぎちゃったなと思うこともありました。でも、あらためて小説も映画も貴重な機会をいただけたのは本当に嬉しいことなので、『ありがたい!』という気持ちです!」と感謝を伝えた。



 そして、このほど高山と内村の対談映像が公開された。初めておじいさん役を演じたという内村だが、声をきいて高山は「内村さんの優しい声によって伊丹さんが完成した」と絶賛。一方で内村は高山の原作を読んで「小説家として物語の構成が上手いと感じました。あとちょっと毒がある人なんだなと(笑)乃木坂46のときにはでてこなかった内面も出てきているんじゃないかなと思いました」と一筋縄ではいかないストーリーを称賛している様子が確認できる。

 映画『トラペジウム』は現在公開中。


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