同作は細胞を擬人化して話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜)の実写映画化作品。永野が体内の各器官に酸素を届けるために奮闘する赤血球、佐藤が外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する白血球を演じる。
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オファーを受けたときの心境を尋ねられると、永野は「マネージャーさんから『永野さん、赤血球役のお話が来てて』と言われたときは本当にどういうことか理解ができなくて、『私が赤血球をやるの?』というところから始まったのですが、『きっと最初で最後となる赤血球』だと思ったので、嬉しく楽しみにしていました」と振り返った。
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佐藤は「僕は漫画を読んで、とにかくこの世界観に惚れてしまって」といい「『これをやらなかったら今まで俺は何をしてたんだ』、『この役をやるために今まで俳優を頑張って来たんだな』と思いました。集大成です」と言葉に。
赤髪に赤い帽子を被って赤血球を演じた永野は「お芝居というやっていることは普段お仕事していることとあまり変わりはないのですが、世界観がはっきりとあるので、いつも以上に楽しく自分自身が面白がりながらやれた気がしました」と楽しみながら撮影を行ったことを述懐。
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佐藤とは2018年度上半期の朝ドラ『半分、青い。』以来の共演となったそう。佐藤は顔にも白塗りを施し全身“白”という姿で白血球を演じているが、永野は「5年、6年ぶりくらいにお会いして、会った姿が“真っ白”だったので、真剣なシーンなのに私はどうしても笑いが止まらなくなるという現象が起きて大変でした(笑)」とにっこり。
ただ、細菌やウイルスと闘う佐藤のアクションシーンは「かっこよかったです」と目を輝かせた。「赤血球なので白血球さんに守ってもらうこともあって、そのときの“私を全力で守ってくれる姿”にもキュンとしました」と声を弾ませた。