俳優の浅川梨奈が、2月4日に都内で開催された舞台『きたやじオン・ザ・ロード～いざ、出立!!編～』の公開稽古に参加。同作にかける意気込みを語った。
同舞台は「弥次さん」「喜多さん」でおなじみの「東海道中膝栗毛」をベースとして、昭和の世話もの作品をオマージュした新作書き下ろしの音楽劇。主演の喜多八を中川大輔、バディ役の弥次郎兵衛を牧島輝、千里眼の瞬太郎役に和田雅成と、期待の若手俳優陣が勢ぞろいしている。
そこで浅川が演じるのは、マドンナ的存在の役どころ「お雪」だ。公開稽古では、キャスト陣が息を呑むような緊張感のある殺陣と、コミカルな音楽・歌唱シーンを披露した。
本舞台は年明け早々から稽古が開始しているが、浅川はこれまでの稽古を振り返り「今はシーンごとの稽古が中心になっていて、完成した時にどのように繋がっていくのかまだ分からなくて」と言いつつ、「男性キャストを中心とした殺陣が多くて、見応えがあると思います。丁寧に1つ1つのシーンを作っています！」と語った。
また、浅川は「『お雪』役以外にも、町民だったりを様々な場面で作品に携わることになります。すごく楽しみです」と期待を語り、キャスト陣の雰囲気については「キャストの皆さん、穏やかで笑いの絶えないカンパニー」と説明しつつ、「先輩たちにご指導いただきながら、カンパニーの皆様と力を合わせて支えていけるようにしたいなと思っています！」とやる気をにじませた。
さらに「見応えがあって、ワクワクしていただけると思いますし、きたやじの2人が憎めなくて可愛らしい部分が最高です。その他のキャラクターもみんな濃くて面白いので、私は可憐に舞っていきたいなと思っています！」と力強く意気込んだ。
舞台『きたやじオン・ザ・ロード～いざ、出立!!編～』は、3月1日から16日にかけて東京・日本青年館ホール、3月21日から23日にかけて大阪・SkyシアターMBSで上演される予定だ。
