宇宙飛行士・野口聡一が悩める中高年に捧げる生き方本『宇宙飛行士・野口聡一の着陸哲学に学ぶ 50歳からはじめる定年前退職』(主婦の友社)が、2月27日に発売される。
同書は定年を前にした50代が直面する3つの悩み、「収入の確保」「モチベーションの低下」「自らのアイデンティティの喪失」に向き合うための方法を説いた1冊。この「三重沈下」を回避するため、野口が「自分にできることは何なのか。そして、次に踏み出すための決断とは、いったい何か」を解き明かしていく。

■野口聡一コメント
「50を過ぎたら会社を辞めよう」宇宙飛行士の野口聡一です。私はこの言葉通り定年間近にも関わらず、 長年勤めたJAXAを退社しました。人生100年時代。60歳定年を目前にひかえた50代の中高年のみなさんは、今まさに、この長い人生の折り返し地点に立っています。会社での地位、評価など、定年後にはなんの役にも立ちません。であるならば、ただ定年が来るのを待つのではなく、自らの手で人生を切り拓いてみてはいかがでしょうか。自分自身の物差しでライフプランを組み立てることができれば、より人生を謳歌することができます。この本が、そんなみなさんの背中を押す一冊になれば嬉しい限りです。
■野口聡一プロフィール
1965年生まれ。東京大学大学院修了。IHI入社後、1996年からNASDA(現JAXA)の宇宙飛行士候補者に選抜。3回の宇宙飛行に成功し、15年間で船外活動4回、世界で初めて3通りの方法(滑走路、地面着陸、水面着陸)で帰還したとして、ギネス記録に認定された。2021年の「宇宙からのショパン生演奏」 動画などでYouTubeクリエイターアワードを受賞。2022年6月、JAXA退職。現在は、合同会社未来圏代表、国際社会経済研究所理事、東京大学特任教授などを通し講演活動や大学での教育、研究活動を精力的に行う。
