【コストコ新製品】ギャップありの新作飯「スタミナ丼の具」と「チリコンカン」など新顔を調査 | RBB TODAY

【コストコ新製品】ギャップありの新作飯「スタミナ丼の具」と「チリコンカン」など新顔を調査

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【コストコ新製品】ギャップありの新作飯「スタミナ丼の具」と「チリコンカン」など新顔を調査
【コストコ新製品】ギャップありの新作飯「スタミナ丼の具」と「チリコンカン」など新顔を調査 全 24 枚
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 コストコのデリカ、スイーツに新顔が6種並んでいた。とりわけ手に取る人が多かったのは「スタミナ丼の具(2196円:149円/100g)」と「チリコンカン(1492円:168円/100g)」である。今回はこの2品を実食し、あわせて売場で目を引いた新作や復活アイテムも紹介する。

「スタミナ丼の具」コク甘で白飯仕様、焼くだけ主役

スタミナ丼の具 撮影@渡邉

 まず紹介するのは「スタミナ丼の具(2196円:149円/100g)」だ。しっとりとタレに漬け込まれた肉とスライス玉ねぎの上には、ごまがたっぷりかかっており、自身で焼いて食べる商品である。豚肉は一枚ごとにサイズが大きく、バラ多めにロース相当も混在するため、ひと口ごとに脂の甘みや歯ざわりが軽く変わり、食べ進める楽しさがある。量は十分で、約5杯分の丼を見込めそうだ。

スタミナ丼の具は焼いて食べる 撮影@渡邉

 調理はフライパンで約5分。油はひかなかったが、焦げ付くようなこともなく焼きやすい。両面に色が付いたら中心までしっかり火入れし、仕上げに強火でサッと香ばしさを足すと厚みがあっても噛み切りやすく仕上がる。

コク甘でご飯が進む、冷めても柔らかい肉

スタミナ丼の完成 撮影@渡邉

 最初、にんにく醤油の香りは控えめだが、口に入れると味噌のコクと甘みが広がり、ご飯との相性は抜群。硬めを想像していたが、実際は想定外に柔らかい。脂はほどよく、固くならないため弁当のおかずにもよさそうだ。タレを多めに回しかけて“汁だく”で楽しむのもおすすめだ。

 ただし、商品名の「スタミナ」から想像する強いにんにく感は控えめである。もう少しパンチが欲しければ刻みにんにくを追加し、卵黄と小ねぎを添える味変も試してみるとよいだろう。

「チリコンカン」豆は脇役、肉で食べさせる一皿

チリコンカン 撮影@渡邉

 次に紹介するのは「チリコンカン(1492円:168円/100g)」だ。ひき肉と豆をトマトやタマネギとともにスパイスで煮込むアメリカ南部発祥の料理である。一般には豆の存在感が前面に出やすいが、コストコの本品は牛豚の合いびき肉が主役である点に意外性がある。電子レンジにかける前の状態では肉がゴロゴロと団子状で、表面にチーズが振られている。玉ねぎやピーマン、人参は細かく刻まれていた。

チリコンカン 撮影@渡邉

 食べる際、耐熱皿に移してラップをかけ、電子レンジ500Wで約5分加熱する。いったん取り出して肉をほぐし、さらに5分温める。加熱後は団子状だったひき肉がほどけ、脂とソースが半ば乳化してまとまりが出る。チーズはとろりと溶けてソースになじむ。

辛さ控えめで食べやすい、アレンジ自在の一品

電子レンジで温めてから食べるチリコンカン 撮影@渡邉

 味わいはクミンやにんにく、パプリカ、コリアンダーなどのスパイスが一同に重なり奥行きがある一方、辛さそのものは控えめである。温めると細かく刻まれた野菜がソースに溶け込み、全体の旨味を底上げする印象で、食感の中心はほぐれた合いびき肉が担う。「豆が主役のチリコンカン」を想像すると、肉で食べさせるタイプに良い意味で裏切られるだろう。

 辛味やスパイス感が足りない場合はチリパウダーを追加するだけでよい。辛さをやわらげたい場合は追いチーズでまろやかさが増す。そのままおかずとして食べるのはもちろん、やはり定番はトルティーヤチップスにディップするスタイルとホットドッグの具材だろう。また、そのほかにもトーストやチリライス、パスタソース、スープやカレーへのアレンジまで幅広く応用できるだろう。

 続いて、売場で目にとまったその他の新商品や復活アイテムも紹介していく。甘味から惣菜、サラダまで幅広く揃い、いずれもコストコらしいボリューム感と存在感を備えていた。

「マンゴークランチヨーグルトケーキ」果実とアーモンドの層を味わう

マンゴークランチヨーグルトケーキが陳列されたスイーツコーナー 撮影@渡邉

 「マンゴークランチヨーグルトケーキ(2398円)」は、サクサクとしたアーモンドスポンジにヨーグルトクリームとマンゴーを重ねたデザートである。長方形でカット後の冷凍保存も容易である。マンゴーの芳醇さと香ばしいアーモンドが合わさり、今の季節に丁度よさそうな一品だ。

「角煮大根」厚切り豚バラの和食惣菜

角煮大根が陳列されたデリカコーナー 撮影@渡邉

 「角煮大根(248円/100g)」は、厚切り豚バラ肉・大根・味付け玉子・ほうれん草を盛り込んだ惣菜である。パッと見ただけでも量の多さが伝わる。やや高めな価格設定ではあるが、家庭では手間のかかる和食を手軽に取り入れられる点が魅力だろう。

「丸型ピザ ジャーマンポテト」ジャンクさ漂う新種

丸型ピザ ジャーマンポテトが陳列されたデリカコーナー 撮影@渡邉

 「丸型ピザ ジャーマンポテト(1980円)」は、直径約40センチのクラストにベーコン、玉ねぎ、ポテトをのせ、5種類のチーズとマヨソースで仕上げている。定番のデリカピザに飽きた人の新しい選択肢になりそうだ。

「シーザーサラダ」ビッグサイズにリニューアル復活

シーザーサラダが陳列されたデリカコーナー 撮影@渡邉

 「シーザーサラダ(199円/100g)」は、コストコのロングセラーがサイズアップして復活したものとのこと。大ぶりのロメインレタスがどっさり入り、パーティーや持ち寄りに最適だろう。

 実際に食べた「スタミナ丼の具」と「チリコンカン」は、見た目の印象よりも子どもから大人まで食べやすい味わいに仕上がっていた。家庭の食卓や弁当にもなじみやすく、コストコらしさを感じた。一方、陳列の新作・復活品は次の買い物でその味わいを確かめたいところである。

《渡邉香織》

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