
リーンオペレーションの実現を支援する株式会社スタディスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:鈴木悟史、以下「スタディスト」)は、ダイハツ工業株式会社(以下「ダイハツ」)の滋賀(竜王)工場 第一製造部 UE課が、AIマニュアル「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を導入し、2026年6月より運用を開始したことをお知らせします。同社では、既存の作業要領書などを順次動画化することで「いつでも・どこでも・誰でも自己学習できる環境」を構築し、熟練技能の伝承と現場教育の標準化を加速させていく方針です。
■導入の背景と課題
ダイハツ工業では、急激な環境変化に対応しながら新たな付加価値を提供していくための取り組みとして、DXビジョンハウスを策定し、ボトムアップとトップダウンの両輪でDXを推進しています。滋賀(竜王)工場 第一製造部 UE課では、専任の「チームDX」を立ち上げ、「いつでも・どこでも・誰でも教育を受けられる環境」の構築を目指し、製造現場における長年の課題解決に取り組んできました。同課が抱える課題は大きく2つあります。 1つ目は、人手不足による技能伝承の難しさです。 直近約15年で保全人員は約75%減少し、若手・中堅層の技術者に空洞化が生じています。こうした保全人材の不足や技能継承の停滞は同工場に限った課題ではなく、製造業全体で広く顕在化している課題でもあります。保全業務には、あらかじめ決められた周期や状態を基準に点検・整備を行う「予防保全」と、故障が発生してから対応する「事後保全」の2種類があります。少ない人数で対応する中で事後保全(突発対応)に時間を取られると、本来行うべき予防保全が完遂できないだけでなく、新人育成に割く時間も十分に確保できず、人材が定着しにくいという課題がありました。
2つ目は、従来の教育手法における課題です。従来の教育はWord等で作成された紙ベースの手順書を使用しており、工具の使い方やボルトの締め方といった細かなニュアンスを「文字」や「静止画」だけで伝えるのは難しく、指導者にも大きな負担がかかっていました。加えて同工場内には外国人従業員も多く在籍しており、都度翻訳して伝える手間も生じていました。
これらの課題を解決するため、Teachme Bizの導入を決定しました。
■Teachme Biz導入の決め手
滋賀(竜王)工場 第一製造部 UE課では、以下の理由からTeachme Bizの導入を決定しました。・AIによるステップ単位の自動分割で、修正・更新が容易
動画一本を丸ごと編集するソフトとは異なり、AIによる作業単位の自動分割や任意の場所で動画分割の変更ができるため、部分的な修正や後からの更新作業が非常に手軽に行えること。
・動画とテキストを用いた視覚的な分かりやすさ
動画の動きだけでなく、文章や言葉で補足説明を任意の位置に入れ込めるフォーマットが、現場の求める教育スタイルに合っていること。
・多言語対応による教育の標準化
外国人従業員や技能実習生に対しても、多様な言語でスムーズにマニュアルを展開できること。
・閲覧・活用しやすい設計
作成のしやすさだけでなく、活用のしやすさも重視して設計されており、契約社員や派遣社員など多様な雇用形態の従業員が現場で日常的に閲覧・活用できること。
■主な取り組みと目指す効果
滋賀(竜王)工場 第一製造部において、以下の取り組みを推進しています。1. 熟練技能の可視化と伝承
同社内には、長年の保全業務で培った溶接技術や特殊な技法など、優れたノウハウや技術をもつメンバーが集まり修理作業にあたるグループがあります。熟練技能者が持つ技術をアクションカメラ等で撮影し、Teachme Bizで動画マニュアル化。AIによる文章アシストの機能により、写真では伝わりにくい動作のポイントを効率的に可視化・言語化し、技術伝承を実現します。
2. 基本動作訓練や作業要領書の動画化
動画で手の動きなど細かいニュアンスも表現し、作業内容を直感的に理解しやすくすることで、新入社員教育や定期的な復習の理解スピードの向上と指導者の負担軽減を実現します。
3.外国人従業員への技術指導の効率化
多言語対応機能と動画を掛け合わせることで、翻訳や通訳にかかる手間を削減し、言語の壁を越えて誰もが均質なスキルを身につけられる環境を整備します。
■今後の展望
今後は、既存の作業要領書などを順次動画化することで『いつでも・どこでも・誰でも自己学習できる環境』を構築し、熟練技能の伝承と現場教育の標準化を加速させていく方針です。■ダイハツ工業株式会社 ご担当者様 コメント
従来の紙の作業要領書では、熟練者の細やかな技術やコツを伝えるのが難しく、直接の指導に多大な時間がかかっていました。現場の課題を解決できる仕組みを求め、2年近くにわたり最適なソフトを比較検討してきました。最終的にTeachme Bizを選んだのは、直感的に伝わる動画マニュアルが簡単に作れるだけでなく、AIを活用して文字起こしや構成をアシストしてくれるため、作成のハードルが大きく下がると感じたためです。
現在、熟練技術の伝承や基本動作訓練の動画化を進めており、若手や外国人従業員の理解スピード向上や、指導者の負担軽減につながる手応えを感じています。保全業務にとどまらず、製造の組み立てラインにおける作業手順書などへもTeachme Bizの活用範囲を順次広げていきたいと考えています。
■ Teachme Bizについて
AIマニュアル「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」は、マニュアルの作成から活用・更新までをAIが支援することで、現場の余力を生み出すAIマニュアルです。AIによる動画の自動編集やマニュアルの自動作成も可能で、手順書の作成時間を大幅に削減するだけでなく、スムーズな運用もサポート。国内外2,400社以上で活用されており、「ITR(※1)」「富士キメラ総研(※2)」「デロイト トーマツ ミック経済研究所(※3)」の各最新調査において、売上金額シェアNo.1を獲得。 業種や企業規模を問わず、マニュアル作成・現場教育市場のスタンダードとして高く評価されています。https://biz.teachme.jp/
※1:ITR「ITR Market View:人材管理市場2026」マニュアル作成支援市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2024年度実績)
※2:『2025 デジタルトランスフォーメーション市場の全貌』マニュアル作成/現場教育ツール
※3:『デスクレスSaaS市場の実態と展望 2025年度版』動画マニュアル作成支援ツール市場
■リーンオペレーションについて
スタディストが提唱するリーンオペレーションとは、業務の「ムリ・ムダ・ムラ」を取り除き、効率化で生まれた余力を「価値強化」に再投資して組織全体の生産性と持続的な成長を実現する、継続的な改善プロセスです。具体的には、業務の可視化・標準化・単純化・徹底化のステップを通じて、筋肉質な組織を目指し、最終的にコア業務に注力できる体制構築を支援します。当社では、リーンオペレーションのフレームワーク「9 Steps」の実行を支援する、AIマニュアル「Teachme Biz」等を含むAI主軸のプロダクト群「Teachme シリーズ」を展開しています。また、業務自動化支援、業務アセスメントやマニュアル作成代行、研修などを組み合わせたハンズオン型のサービス提供を通じ、お客様の生産性向上を実現するパートナーとして、リーンオペレーションの実現を支援しています。
https://studist.jp/our-vision
■会社概要
会 社 名:株式会社スタディスト本社所在地:東京都千代田区神田錦町1-6 住友商事錦町ビル9階
拠 点: 【国内】東京(本社)、名古屋、大阪、福岡、宮崎
【海外】タイ(バンコク)、ベトナム(ホーチミン)
事 業 内 容 :AIマニュアル「Teachme Biz」を含む「Teachmeシリーズ」の展開、
生産性向上に関するコンサルティング、企業研修事業等
創 業:2010年3月19日
資 本 金:10,320万円(資本準備金含む)
U R L:https://studist.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
