飛騨市にて、回線とアンテナをWiMAXと地デジが共有する実験が開始
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2003年12月から開始した地上デジタル放送は、12月末までに79%の世帯をカバーする予定だ。一方のブロードバンドサービスは、今のところ94%の世帯で利用できる。いずれも、人口密度の低い山間部や離島を中心に、サービスが受けられない状態であり、都市部との情報格差が拡大するという問題がある。
実験では、この2つについて回線とアンテナを共有することで、低コストに素早く過疎地のブロードバンド化と地上デジタル放送を提供する。具体的には、飛騨市が保有する光ファーバーに地上デジタル放送のアンテナとインターネットを接続。各地に設置されたアンテナが、地上デジタル放送の再送信局と、WiMAXのアクセスポイントとなる。
■実験に参加する11社とその担当
●ビーム計画設計
実験の主体。プロジェクトチームの事務局
●アンリツ
地上デジタル放送の信号測定機器
●NECマグナスコミュニケーションズ
地上デジタル放送の送信機器
●ウェザーテック
WiMAXを利用した気象観測システム
●エフワン
WiMAXを利用したアプリケーションシステム
●岐阜放送
WiMAXを利用したデータ通信放送の構築を指導
●トーエネック
実験場の基盤整備
●日立製作所
八木アンテナと共同でギャップフィラーを開発
●フジクラ
WiMAX用機器
●シンクレイヤ
ギャップフィラー用機材
●日本電気
地上デジタル放送の送信機材
《安達崇徳》
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