さかなクンがギョギョーッ!! ピコメートルで研究したい魚類
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対談は、世界最先端施設であるX線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」のスペシャルサイト内「SACLA×GENIUS」コーナーでの企画だ。
「SACLA」とは、「ミリ(mm)」→「マイクロ(micro)」→「ナノ(nano)」に続く小ささを表す単位「ピコ(pico)」の世界を見ることができる、いわばX線を使った“巨大な顕微鏡”だ。原子や細胞レべルも観察できることから、生命の神秘の解析や、医療の発展の研究などに貢献している。
このように「SACLA」は、日本の未来に発展をもたらすと期待されているが、仕組みの難解さから一般の人々に内容を伝えることが困難だ。そこで理研放射光センターでは、インターネットサイトを2013年7月3日にオープン、8月8日には、「SACLA×GENIUS」のコーナーをサイト内に開設、各界からゲストに迎え、ピコの世界で見てみたいモノや「SACLA」への期待、魅力を語ってもらっている。第1回の北野武氏、第2回の富野由悠季氏に続き、第3回はさかなクンだ。
■「SACLA」も「さかなクン」も活動の基盤となるものは『観察』
高田副センター長:SACLAとは原子とか分子といったミクロなものを見るためにX線レーザーを出す装置なんです。あまりにも波長が短いので、静止している状態だけじゃなく、どう変化していくのかもスライド写真のように観察することができます。
さかなクン:ギョギョーッ! それはもう調べてみたいことがいっぱいあります。そもそも、お魚の研究では観察することがすギョく大事なんです。
《高木啓》
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