【インタビュー】サンドウィッチマン「スッと入ってくる笑い」
エンタメ
その他
注目記事

伊達:基本的には、ライブの幕間に流している映像などですが、今回は、ライブでも放映されなかった映像がDVDに含まれています。各地方をめぐったときのプライベートショットとか、移動日に一日中うろうろしている映像などが収録されています。
--- ライブとテレビではネタは違うもの?
伊達:そうですね。僕らはネタをやっるときが一番好きなので、毎年ライブをやろうよって思ってますね。ネタはだいたい半年ぐらい前から準備するんですけど、富澤が中心になって地元の後輩や作家陣に手伝ってもらって、つくっていくって感じですかね。ライブのネタは、テレビの3分から4分のネタとは違ってきますよね。じっくり尺をとれるんで、展開も変わってくる。今回は、スッと入ってくる笑いが多いかもしれませんね。毎年来てくれるお客さんからは、「今回のはいつもより面白い」って言ってくれたりもしました。
--- 毎年、DVDを見た人の反応は?
伊達:実は、前回から字幕を入れるようにしたんです。僕らの勝手な考えなんですけど、聴覚障害者の方にも楽しめるかなと思いまして。前回の字幕入れで感じたことなんですが、漫才のテンポが速いので、字幕が追いつかないという難しさがあって……。でも前回、聴覚障害者の施設にDVDを送ってみたとき、「見づらい」とか、「話のスピードが速い」とか、いろいろお声をもらいました。「初めてお笑いのDVDを見た。面白かった」というお声ももらえました。こうしたお声を反映して、今回は、前回の文字1色から、2色に進化させました。どんな反応をもらえるか、楽しみです。
--- まさにこれが、コントのバリアフリー?
富澤:ちょっと何いってるかよくわかんないっす。
伊達:バリアフリーってことはないですけどね、進化させているつもりです。
DVD「サンドウィッチマンライブツアー2013」(発売:エイベックス・エンタテイメント)は、本編約75分・特典映像約65分、3800円(税別)。販売中。
《大野雅人》
特集
この記事の写真
/