東芝テック製の複合機「e-Studio」にCSRFの脆弱性 | RBB TODAY

東芝テック製の複合機「e-Studio」にCSRFの脆弱性

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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月18日、東芝テック株式会社が提供する複合機「e-Studio」シリーズにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「e-Studio 232/233/282/283」のWeb管理画面には、CSRFの脆弱性(CVE-2014-1990)が存在する。当該製品の管理者がWeb管理ツール(TopAccess)にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、パスワードを変更される可能性があり、結果としてリモートの攻撃者にスキャンデータなどの文書資産を取得される可能性がある。開発者によると、本脆弱性に対するファームウェアアップデートは提供されない。このためJVNでは、Web管理ツール(TopAccess)にログインした状態で他のWebサイトにアクセスしないよう呼びかけている。

東芝テック製の複合機「e-Studio」にCSRFの脆弱性(JVN)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》

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