【インタビュー】栗田貫一「声優が財産になった」……『バーン・ノーティス』
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栗田:『バーン・ノーティス』はセリフの量が多くて、しかも速いんです。共演の江原正士さんが「これできたら、どの現場でもOK」って言ってくれた。出演料をもらって技術も財産になったのだから、いいこと尽くめだね。たとえば最初の頃のマイケルの声は、いま聴くとかわいい、いい子で、きちんとし過ぎ。もう一回やらせろと思う。マイケルの声はトーンが低くて、粗いというか、きれいな感じにはしないんです。
--- なるほど。すっかり声優としてなじんでいますね。今後、吹き替えの仕事を増やしますか。
栗田:やりたい。大好き! 印象的な役をやらせてもらって、今後、ドノヴァンの声優になりたいですね。声優が肩書きでもいい。若い人に「栗田さん、物真似もイケますね」なんて言われたりして(笑)。声優は“暗い役者”みたいなイメージで見られることがあるけど、役者には顔だけっていう人がいますよ。声優は一発OKの人ばかり。すごい人たちがいる世界です。
--- マイケルみたいに、とつぜん今の仕事を解雇されたらどうします?
栗田:そうなったら、昔みたいにショーパブでもっと自由に物真似をやります。テレビでできないようなネタを何でもやる。いつでも戻れますよ。できないことはない。『バーン・ノーティス』の仕事をもらった時もDVDを観て繰り返し練習しました。例えば「いじめかい」というセリフがひっかかってね。勉強になりました。部分を“たてて”メリハリをつけたら自然に出せるようになりました。
--- 『バーン・ノーティス』にはいろいろ思い出がおありですね。改めて最終回を予告して下さい。
栗田:メンバーがつかまって、救出するためにマイケルはCIAと組むんだけども、別の組織が出てきて……。最終回の直前、シーズン7の第12話までは“なんだかな~”という展開で、それが最終回の第13話では、うーん、うまく言えないなあ(笑)。最終話を楽しみにして。最終話の収録では、私も直前まで台本を渡されなかったんだから。DVD BOXを買ったときには、間違っても最後から観たらだめだよ(笑)。
シーズン7は9月3日からDVD発売、レンタル開始。
《高木啓》
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