消耗しない転職活動……転職コンシェルジュという考え方
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また、属人的な組織の場合、後継をどう育てるか、新人教育などが課題となることがある。ワークポートでは、新人教育やナレッジの継承・共有にもツールやシステムを導入してこの問題にあたっている。eコンシェルや専用のデータベースによって情報をコンシェルジュ側が共有している。新人教育はOJTよりも研修プログラムを整備して、担当者によって教える内容に偏りがでないようにしている。コンシェルジュを目指す新人は、1か月間「CCトレーング」と呼ばれる現場を想定した研修プログラムを受ける。
水木英代氏は、2014年度の新卒採用だが、その研修プログラムを一通り終え、8月から現場にでて転職支援を行っている。水木氏はすでに60人ほどの相談者を担当しており、そのうち、現在実際に転職活動をしている15人とサイトや電話などを通じて支援・アドバイスを行っているという。年齢的には相談者のほうが年上だが、相手から質問や意見を求められることもある。現場での活動は1か月ほどだが、すでに1名の転職を成功させている。
取材の最後に、二人に仕事への取組みや相談者へのメッセージを聞いた。
「自分にあった仕事先を見つけるというのはじつは大変なことなのですが、転職支援サイトや職業紹介について、うまく使えていない人が意外と多いのです。まずは話を聞いてみる、様子を見るというレベルでかまいませんので、もっと気軽に相談してほしいと思っています。」(志太氏)
「みなさんもキャリアやスキルについて自信を持って相談してほしいと思います。その人ごとの強みは必ずあるので、それを探し出すのが私たちの仕事だと思っています。そのためには、私自身ももっと勉強する部分がありますが、みなさんの力になるべく頑張ります。」(水木氏)
と、それぞれの想いを語ってくれた。
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