今年のパーティシーンは「ホットパンチボウル」!……シェア系ドリンクがブーム
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「パンチボウル」には氷が入っているのが定番だが、冬には温めた「ホットパンチボウル」に変身。パーティ時にもってこいの華やかなビジュアルゆえ、飲食店や結婚式の2次会などで出るメニューとして近年人気が高まっている。この「パンチボウル」、言うなれば小学生時代にお誕生日会でよく出てきた、懐かしの「フルーツポンチ」の大人バージョンとも言えるだろう。
この「ホットパンチボウル」のベースとして多くの飲食店で採用されているのが、アサヒビールの『VINA ALBALI SANGRIA(ヴィニャ・アルバリ・サングリア、以下SANGRIA)』だ。アサヒビール株式会社営業統括本部業務用統括部フードサービスサポート室の内崎亜希子シニアプランナーに詳しい話を伺った。
--- ブームのきっかけは何ですか?
内崎 --- 近年アメリカの西海岸を中心にホームパーティでセレブたちに飲まれ始めたというブームがあり、今年の夏頃からじわじわと人気が出てきました。とくにブライダル施設の直営レストランだったり、パーティ需要がある大箱の飲食店や居酒屋でメニュー化されていますね。価格帯は2000~3000円くらい。飲み放題プランや女子会プランなんかで取り入れられたりも。お店からも『SANGRIA』とスライスした果物を入れるだけで完成するので、オペレーションが簡単ということで好評をいただいています。
--- 「パンチボウル」の起源はインドだとか?
内崎 --- 1630年頃蒸溜酒をベースに砂糖、ライム、スパイス、水の“5つ”の材料を大きなボウルに入れてミックスし、注ぎ分けて飲むスタイルの飲み物が考案されて一気に流行り出した。これを東インド会社を所有するイギリス人たちが本国に持ち帰り、ベースがワインやラムへとアレンジされてヨーロッパに広まったのが由来だそうです。ちなみにインド語で“5”を「パンジ(Panji)」と言い、これが転訛して「パンチ」になったという説があるそうです。
《奥 麻里奈》
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