新生VAIO発表、「Made in AZUMINO JAPAN」へのこだわり
IT・デジタル
ノートPC
注目記事
-
ワザありプロジェクター! 開けば大画面・畳めば本棚にも収納できちゃう!!【PR】
-
新生VAIO、“ゼロから開発した”モバイルPC「Z」「Z Canvas」を発表
-
VAIO初の新製品発表会が2月16日に開催……新型スマホ、タブレット発表か

本日開催された新製品発表会にはVAIO株式会社の代表取締役社長である関取高行氏が登壇し、質疑応答では集まった記者からの質問にも答えた。
今回発表した新製品の「産みの苦しみ」について、ポイントを訊ねられた関取氏は「全部でした」と微笑みながら、次のように回答。「7月1日にVAIO株式会社が誕生してから、まっさらな会社を立ち上げていく苦労もあり、同時に今回の2製品の開発がスタートした。本日の発表までには全社員の苦労があった。とても感慨深いものがこみ上げている」と喜びをかみしめた。
今回発表された2機種のVAIOはいずれもシリーズの顔になるフラグシップモデルだ。関取氏は「その品質に自ら責任を持つために“Made in AZUMINO JAPAN”をコンセプトに掲げながら、全社スタッフで作り上げる。ものづくりの常識を“過程”から変えることにも挑戦した。これからはメーカーが一方的にものをつくって売るのではなく、ユーザーと一緒につくる“共創”というスタンスを追求したい。その表明が、14年10月に開発段階にVAIO Prototype Tablet PCを一般に公開して、クリエイターの皆様に使っていただきながらフィードバックを元に作り上げてきたVAIO Z Canvasそのもの。これからのVAIOは“顧客視点”ではなく、一人ひとりのお客様に目を向けた“個客視点”により、ユーザーが本当に必要な製品をつくることに邁進していきたい」と力を込めて語る。
他社とのものづくりにおける積極的なコラボレーション展開も関取氏がVAIOのビジョンとして掲げる目標の一つだ。昨年の「Inter BEE 2014」には4K映像のソリューションについて、キヤノンとVAIOが実施したコラボレーションが事例として紹介された。また既に発表されている日本通信との協業による「VAIOブランドのスマートフォン」についてもコラボレーションを加速していく考えが述べられたが、本日時点で具体的に明らかにされることはなかった。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
新生VAIO、“ゼロから開発した”モバイルPC「Z」「Z Canvas」を発表
IT・デジタル -
VAIO初の新製品発表会が2月16日に開催……新型スマホ、タブレット発表か
IT・デジタル -
「VAIO」ブランドのスマホが2015年1月に登場……日本通信と協業
エンタープライズ -
【The Microsoft Conference 2014】新VAIOのプロトタイプや、ユニークな一体型マルチ決済機能付きタブレット披露
エンタープライズ -
「この国で一番小さなPCメーカーになった。しかし。」……新生VAIO
エンタープライズ -
ソニー、PC事業を新会社「VAIO」に正式譲渡
エンタープライズ -
ソニー、「VAIOオーナーメードモデル」の受注を終了……修理対応は継続
IT・デジタル -
ソニー、テレビ事業は分社化……構造改革に伴い計5000名の人員削減も
エンタープライズ -
「VAIOの譲渡は苦渋の決断」……ソニー平井社長、業績説明会でコメント
エンタープライズ