【MWC 2015 Vol.11】ファーウェイ、次世代LTE「4.5G」対応のスマートウェアやドローンを出展
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MWC2015のブースでは「ウルトラ・モバイル・ブロードバンド」「オープン・デジタル・エコシステム」「ICTトランスフォーメーション」の3つにセクションを大別しながらファーウェイの先端技術とサービス、ソリューションを展示する。
ディン氏は、MWCではファーウェイが展開する5つの主力ポートフォリオにスポットを当てるとする。ひとつがネットワーク機能仮想化(NFV)、ソフトウエア定義ネットワーキング(SDN)、クラウドコンピューティング技術などを中心に通信事業者によるICTコンバージェンスをサポートする「SoftCOM」アーキテクチャだ。本日のブリーフィングでは、同社のSoftCOM実装の最新状況について報告が行われた。
「Business Enabling System」はキャリアのデジタル化加速を支援しながら、より高品位なネットワークサービスとエコシステムを実現するためのソリューションとして同社が注力するビジネスソリューション。「FusionCloud Omni Solution」は異種間のプライベートクラウドとパブリッククラウドとの間の相互オペレーションを実現する、ビジネス向けのハイブリッド・クラウドプラットフォームとなる。
「4.5G」はファーウェイが提案する次世代のLTEブランドだ。サービスとデバイスを充実させながらユーザーエクスペリエンスの向上を図るとともに、通信キャリアによる次世代通信「5G」への取り組みも積極的に支援していく。ブリーフィングでは4.5Gのチップを搭載するスマートバンドの製品開発や、ドローンのコンセプトモデルなどを紹介。MWCの会場では「World of 4.5G」の特設ブースが出展され、同社が開発中のサービスや試作製品も一堂に並ぶ予定だ。
また同社は、T-Mobileやチャイナモバイルなど通信キャリアを支援しながら、次世代のビデオ配信サービス向けのプラットフォームソリューションも提供していく。ブリーフィングではモバイル端末向けのフルHDビデオ配信や、固定ネットワーク対応の4Kビデオ配信などを可能にする「HTR=High-Throughput Router」を発表した。
今回のブリーフィングイベントではファーウェイのMWC2015でのBtoB向け出展内容が中心に紹介されたが、同社のデバイス部門からはウェアラブル端末やタブレットなどのコンシューマー向け新製品も発表される予定だ。
《山本 敦》
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