“動画配信元年”はまだこれから……HuluとdTVのキーパーソンが語る「VODの未来」
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船越氏は米の動画配信大手「Hulu」の日本国内向けサービスを展開するHJホールディングス合同会社の職務執行者社長。船越氏はHulu、並びに自身が設立メンバーでもある「日テレオンデマンド」のサービスプロバイダーとして登壇。NTTドコモのdマーケットで提供される定額制動画配信(SVOD)サービスの「dTV」を運営するエイベックス・デジタルの常務取締役 村本氏と、「VODサービスとコンテンツとの幸福な出会い」について語り合った。
ディスカッションでは両社にとってのライバルであり、今秋に日本上陸が決定しているNetflix(ネットフリックス)についてのコメントも飛び交った。
■VODサービスのユーザー属性の現状は?
国内ではVOD(ビデオ・オン・デマンド)を、誰がどのように利用しているのか。ユーザーの属性傾向について、dTVの場合は20~40歳代を中心に、10代から80代までユーザーの年齢層の裾野が幅広いことが特徴であるという村本氏。男女の比率はほぼ半々で、テレビからモバイルまでマルチデバイス化も進んでいるという。
最もコンテンツが視聴されるコアタイムについては、平日は通勤・通学の時間帯と夜間。週末は昼間のアクセスが伸び、コンテンツも長尺の映画やキッズ系が多く見られているそうだ。この傾向について村本氏は、2009年に立ち上げに関わった「BeeTV」の頃から大きく変わっていないと説明を加える。
《RBB TODAY》
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