【検証レビュー】総合的な完成度の高さにこだわった「HTC 10」は“買い”か?
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最後にそのほかにもいろいろあるHTCのフラグシップモデルならではの特徴を整理しておこう。先述の通り、快速レスポンスを優先してプリインアプリはなるべく少なくしているので、いわゆるHTCオリジナルのアプリの数は少ないが、「Boost+」はぜひ活用したいオリジナルアプリだ。こちらはいわゆるキャッシュのクリーニングアプリで、スマホの処理スピードが鈍ってきたなと感じたら、ささっとキャッシュを“掃除”してあげれば快適な操作感が得られるようになる。
au+1 Collectionで発売が予定されている専用ケース「Ice View Case」はぜひ揃えたいアイテムだ。半透明のフィルムになっているカバーは、閉じたままでも時計・天気・メールなどの通知をディスプレイできる。またカバーを閉めたままでも通話の受話・終話ができたり、カバーの上を2度なぞる操作でカメラが起動できるので便利に使えるはずだ。
本体の充電はクアルコムの急速充電機能「QuickCharege 3.0」に対応しているので、約30分で全容量の約50%がスピーディーにチャージできる。充電器は本体に同梱している。
HTC NIPPONの玉野氏は、同機のネーミングが「Power of 10」に由来していると語っている。背景には「スマホとして、すべてにおいて10点満点を取りたい」という気合いが込められているようだ。また開発コンセプトは「Value for Money」であり、ユーザーがプレミアム感と、お買い得感の両方を満足できるスマホこそがフラグシップであるというHTCの宣言でもある。
それこそまさにユーザーが期待するところではある。しかしながら、一方ではテレビ機能はフルセグ/ワンセグともに非対応だったり、赤外線通信、おサイフケータイ、防水機能など日本のユーザーがスマホに求める機能をサポートしていないという部分もある。これを踏まえたうえで、映像・音楽再生のハイクオリティを徹底的に追求し、快速れレスポンスやシンプルなUIなどユーザーにとっての“シンプルな使い勝手”も突き詰めた「HTC 10」の個性を魅力に感じるのなら、こは間違いなく“買い”のスマホであると言えそうだ。
《山本 敦》
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