熱中症&転倒・転落事故に即応する富士通のIoTソリューション
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「ロケーションバッジ/タグ」は、装着者の位置を高精度で把握し、移動した軌跡を表示することができるセンサーデバイス。データはクラウドに蓄積され、センサーアルゴリズムから動線分析が可能。機器の配置による無駄な動きや、配置人数の適正化に役立つ。
また、転倒・転落などの事故も気圧・加速度センサーから把握でき、事故発生時には、すぐに近くにいる人間を向かわせることができる。
バッジ、タグには通知ボタンがあり、助けを呼ぶことができるほか、工場の点検作業なら異常がなければボタンを押すと記録されるなど、独自の機能を持たせることも可能だ。店舗での利用では、接客をした場所を記録することでリアルタイムに商品展示の成果を知ることもできたり、適正な店員配置の指示を出せる。
こうした情報活用には独自アプリ開発が必要だが、そこは富士通の得意とするところ。これら製品には富士通が携帯電話などで長年培ってきた「コアモジュール」が組み込まれており、独自のセンサーアルゴリズムを68種類以上も備えており、ワンストップで対応できるという。さらにクライアント側のアルゴリズムを追加することもでき、これまで蓄積した分析データも活用可能だ。
活用シーンとしてはほかに医療現場、警備、立ち入り禁止区域のある研究所や施設、介護施設、ペットの見守りなど多様だ。
《防犯システム取材班/梅田勝司》
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