Googleと日本科学未来館が共同で映像コンテンツ公開! 毛利衛氏「ネットの情報網が世界73億人を繋いでいる」
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インターネット検索は、ときに世界中の人々の趣味、関心、感情や欲求を表現するものだが、それを可視化できたら、どんなに面白いだろうか? そんなコンセプトで制作されたのが、「The Searching Planet 検索する地球」だ。同コンテンツでは、地球上の人々がいま何を考え、何に興味を持っているかを「インターネットで検索されたキーワード」から探っていく。国ごと、地域ごと、人種ごと、言語ごとに、人々が知りたい情報は異なる。そうした違いをまとめ、子どもでも直感的に理解できる約8分間の映像作品に仕上げた。
例えば「食べもの」の検索に使われたキーワードを国ごとに調べたデータがある。そこから日本ではラーメンが人気なことが分かる。外国ではそれが焼き肉だったり、スイーツだったりするわけだ。同様に「スポーツ」の検索から日本では野球が盛んで、スペインではサッカーが、インドではクリケット、アメリカではアメリカンフットボールがポピュラーなスポーツであることが伺える。こうした違いが、イラストを交えた分かりやすい映像で紹介されていく。
「The Searching Planet 検索する地球」の映像は、日本科学未来館のシンボルゾーンに吊り下げられた直径約6メートルの地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」に1日3回、映し出される仕掛けになっている。ジオ・コスモスは有機ELパネルで作られた、いわば巨大な球型ディスプレイ。1,000万画素を超える超高解像度で映像を表現できるのが特長だという。
日本科学未来館 展示企画開発課長 内田まほろ氏は、コンテンツを制作した経緯について「これまで半年間、Googleさんとコンセプトやストーリーを議論しながら制作してきた。インターネット検索からは、個人の行動が想像できる。そこに着目した」と説明。このコンテンツを通じて、来場者には「ITの技術によって、人類の感覚や感情を地球規模で集められる時代になった。地球は情報の惑星なんだ」といったメッセージを感じとって欲しいと解説した。
《近藤謙太郎》
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