最上もが、女子大で「LGBT」の特別授業! 「人を愛することに性別は関係ない!」
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LGBTの人々が直面する厳しい現実や社会問題をテーマにした同作は、ニューヨークに実在するLGBTの人々のための支援プログラム「サタデー・チャーチ(土曜の教会)」を舞台に、性に悩む若者たちの経験談を描く(22日から全国ロードショー)。
最上らは、同作に共感して集まった学生らの前に登場すると、「多様な性の未来」をテーマにトークセッションを行った。
昨年、TV番組でバイセクシュアルを告白し、話題になった最上。
「10代の頃はセクシャリティに悩むことはあった?」と聞かれると、「全然悩んでなかったですね。幼稚園の頃にモダンバレエを習っていて、年上のバレリーナのお姉さんのことを美しいなって思って、憧れが強くて。そのあとも、綺麗なお姉さんっていいなあって思う時期があったけれど、自分の中では自然なことでした」と笑顔で明かした。
LGBTであることに悩みを抱えてしまう学生も多い中、最上は「“人を愛する”ことに、性別は全然関係ないと思っています」ときっぱり。
「僕は友達がいなかったので、誰かに打ち明けることもなかったし、理解してほしいとも思っていなくて、自分の中で楽しむものと思っていました。よくあるようなLGBTの子が『キモイ』とか言われる、いじめみたいなものに遭遇することもなかったです」と、自身の学生時代をふり返った。
同作を見た感想については、「希望がある映画だなと思いましたね。10代は自分のセクシャリティがわからなかったりして孤立しちゃう子が多いけれど、この映画は(登場人物が)居場所を見つけられて、前向きな気持ちになれたので、良かったなと思いました」と話した。
LGBTである学生から「自分の居場所」について質問されると、「ネトゲーでしたね。学校が嫌いで、人間関係に疲れてたどりついたのがネトゲーで。ゲームの中で季節のイベントがあるので、お正月もバレンタインデーもお友達にチョコのアイテムをあげたり、その中で過ごしてましたね」と明かした。
一方、レズビアンを公表し、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げたことが話題となった東は、「私は家庭環境が難しくて、小学校も行っていなくて、居場所がなかったですね。しんどかったです」と幼少期の苦悩を告白。
「宝塚を退団した後に、レズビアンであることをカミングアウトをしてから、つながりができて、20代後半から居場所ができて、自分らしくいられるようになりましたね」と、自身が行動を起こしたことで環境が変わったことを打ち明けた。
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