2004年、フジテレビにアナウンサーとして入社。だが直後から、父親である高橋英樹の「コネ」「七光り」などとネット上で叩かれ、心労のため体重は37キロまで激減したという。
そんな彼女に2011年、フジテレビ夏の恒例イベント『お台場合衆国2011』の仕事が。だがその内容は、会期中の47日間、屋外ステージで毎朝9時半から熱唱するというものだった。メイクもスタイリストもおらず、さらにはカラオケセットは用意してあるものの、歌う曲は自分で入力しなければならなかった。
初日から得意の『シンデレラ・ハネムーン』をノリノリで歌うものの、観客はほぼゼロ。いつしか「何のためにやっているんだろう」と疑問に思うようになったとか。そんなある日、ある客から「真麻ちゃん見てると、勇気をもらえるわ。応援してるよ」と言われたという。
この時彼女は、「あんなに応援してくださったり、『面白い』と言ってくださる方がいるんだったら全力でやり切ろうという気持ちになった」と回顧。そして1か月後には連日1000人以上が見に来るようになったのだとか。
この出来事を通して、普段自分を下に見ていた真麻も、「ネガティブにならずにやっていいんだ」と吹っ切れたそうで、「それが結果的に、フリーになろうと思ったキッカケだったかもしれない」と語っていた。