60年以上にわたってオンエアされているNHKの料理番組『きょうの料理』。この日は平成の30年間にスポットを当て、同番組が歩んだ歴史をひも解きながら、食の進化に迫った。
その特別企画として『料理の鉄人』とのコラボが実現。初代「中華の鉄人」陳健一、2代目「フレンチの鉄人」(初代は石鍋裕)坂井宏行、初代「和の鉄人」道場六三郎の3人は、それぞれのカラーである黄色、赤、青のコスチュームの上に『きょうの料理』の白いエプロンを着て、特設のキッチンスタジアムに登場。
サバ缶、タピオカ、エリンギといった平成を彩る食材を使って、『きょうの料理』の名物コーナー「20分で晩ごはん」に挑戦した3人。道場が当時と変わらず、お品書きから書き始めるという懐かしい展開も見られた。
またこの日は『料理の鉄人』で実況を務めていた元フジテレビアナウンサー・福井謙二も登場し、料理用語を駆使しながら流れるようにバトルを盛り上げた。さらに本家『料理の鉄人』に11回出演している高橋英樹も解説に加わった。
SNS上では「料理の鉄人3人が揃い踏みで全員調理って確かになかったな」「料理の鉄人3人が同時に料理作って元フジテレビの福井アナが実況しているという超豪華な画」「平成最後の日はなんかすごい」と興奮。
しかもこの日はゲストに料理研究家の土井善晴や、グッチ裕三も見届けていたが、途中で土井が飛び入り参加。『きょうの料理』ファンにとって伝説の「塩むすび」を作り始めるなど、なかなか見られない映像にユーザーも「もはやカオス」「幸せの縮図みたい」と大喜び。
3鉄人による料理の勝敗は決めず、最後は作った料理を1つのテーブルに並べ、ゲストである高橋真麻、キャル曽根らも交え、みんなで試食。進行を務めたキャイ~ン・天野ひろゆきは「こんな幸せなことがあっていいんでしょうか」と夢の瞬間に浸っていた。