同ドラマは、東野圭吾の同名小説が原作で、正義感が強い獣医の主人公・手島伯朗を妻夫木聡が演じる。伯朗の前に突然現れ「弟の妻」を名乗る謎めいたヒロイン・矢神楓役は吉高由里子。伯朗が楓と共に失踪した異父弟・矢神明人の行方を追ううちに、矢神一族の30億円にもおよぶ遺産争いに巻き込まれていくストーリー。ほか、ディーン・フジオカ、染谷将太、中村アンら豪華キャストが出演することでも話題。
そんな同ドラマで福田が演じるのは、矢神家当主・矢神康治の専属看護師・永峰杏梨。康治は末期がんで余命いくばくもなく寝たきり状態であり、その看護のため杏梨は頻繁に屋敷に出入りしている。矢神家の人間ではないものの、一族の強欲さや狡猾さを間近で見てきており、屋敷の内情もよく知る人物だ。一方で、仕事以外のことをあまり口にせず、杏梨自身は素性の知れない一面も。明人を捜すため矢神家にやってきた伯朗と楓にどう絡んでいくのか?
これまでバラエティを主戦場としてきた福田だが、連続ドラマのレギュラー出演は初めて。コントではなく連続ドラマというフィールドで福田がどのような演技を見せるのか?福田は、「この作品に出演するというお話をいただいた時は、本当に信じられなくて絶対にドッキリだと思っていました(笑)」とコメント。「出演者の皆さんも錚々たる俳優さんたちなので非常にプレッシャーを感じていますが、足を引っ張らないように頑張りたいと思っています」と意気込んだ。
また、「私が演じる杏梨は、一見普通の看護師のように見えて、ちょっと哀愁があり、実はいろいろなものを背負っている女性です。杏梨が持つ哀愁をじんわりと表現できたらなと思っています」と自身演じる役柄について解説。「この作品はとても展開が早く、台本を読むだけでもジェットコースターに乗っているような楽しい気分になります。放送が始まったら視聴者の皆さんも楽しくてしょうがなくなると思います。観ている方があっと驚いて、感情移入できる作品になるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」と作品の見どころを伝えている。
日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系)は、10月11日スタート。