彼の知られざる素顔を聞き出そうと、公私ともに親交のある脚本家・宮藤官九郎、演出家・河原雅彦に取材した笑福亭鶴瓶。すると2人から飛び出したのは、雑誌の対談のあと、古田と飲みに行ったときの衝撃エピソード。
そのまま楽しく飲んでいると、途中で古田が「ちょっと行かないといけない」と、その場を中座。どのくらいの時間が経ったのかまた帰ってきて、「1人バーン殺してきた」と言ってまた飲み始めたのだという。つまり彼は撮影の合間に飲んでいたのだとか。当時のことについて本人は「まあ撃ち殺すだけのシーンやったんでしょうね。酔っててもできるやろみたいな」と笑った。
さらに古田は「大体ドラマ・映画で飲むシーンは本物を飲んでます」と告白。その一例としてクドカン脚本の『木更津キャッツアイ』(同系)を挙げた。同作では酒好きのホームレス・オジーを好演していた古田だったが、主演の岡田准一らが芝居している後ろで、ビールサーバーに口をつけて飲むシーンがあったそう。
だが彼は「ノンアルなんかガブガブ飲めないじゃないですか。それでものすごい不機嫌になったら、美術さんが『本番は、本物で』と(特別に許してくれた)」と回顧。古田は「助かるわ~」と感謝していたと振り返っていた。