3児の父・ユージ、子供たちの将来の夢を明かす「一番下の娘はマーメイドに……」 | RBB TODAY

3児の父・ユージ、子供たちの将来の夢を明かす「一番下の娘はマーメイドに……」

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ユージ【撮影:こじへい】
ユージ【撮影:こじへい】 全 6 枚
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 モデルでタレントのユージが16日、埼玉県・草加で行われた「Amazon Delivering Smiles キッズドア贈呈式」に出席した。

 Amazonでは、全国各地で物資の支援を必要としている団体・施設・個人を、Amazon.co.jpを通じてサポートできる「Amazon『みんなで応援』プログラム」と、ホリデーシーズン中に物資や支援金を寄付するキャンペーン「Delivering Smiles」を実施している。

ユージ【撮影:こじへい】

 ユージはドリブルデザイナーの岡部将和氏とともに「Amazon『みんなで応援』プログラム」に参加。子どもの貧困支援のために活動する「NPO法人キッズドア」へ、おもちゃやお菓子を贈り、一足早いクリスマスプレゼントとした。

 会場には、「キッズドア」から支援を受ける子どもたちも来ており、ユージが自身の境遇を語る場面もあった。

ユージ、岡部将和氏、キッズドアの子どもたち【撮影:こじへい】

 幼少期に両親が離婚後、母方に引き取られ、「お金がない生活がすぐに始まった」というユージ。「でも、お金がなくてもすごい楽しくて。自分で何か物を作ったり、絵を描いたり、自分を磨く時間がとっても増えたんです。その時間があったから今があると思っています」と子どもたちに説いた。少年時代は一人っ子で「すごく寂しい時間が多かった」とのこと。「もし今、そういう経験をしている人が一人でもいるのであれば、何か助けてあげたいなということで、プロジェクトに賛同しているんです」と述べた。

ユージ、岡部将和氏【撮影:こじへい】

 また、岡部氏から高難易度のドリブルをレクチャーされることになると、ユージは「できるわけがないと思っているのですが、夢は諦めちゃいけないという姿を子どもたちに見せたい」と意欲。何度か挑戦するうちに上達していき、岡部氏からは「優秀です。さすがです」と称賛された。

 ユージは、「一番上の息子が高校2年生でサッカー部なんですよ。我が家にはサッカーボールが一つあるんです。自粛期間中、リビングで息子が暇さえあれば、ボールを蹴っていたんですね。そうすると、僕も参加するのですが、必ず妻に怒られるんです。『なんであなたが一緒になってやってるの! あなたは止める側でしょ』って」と言い、「でも、今日は堂々とできそうです(笑)」と微笑んでいた。

 イベント終了後、ユージがインタビューに応じた。

――まずは今回の贈呈式に参加した感想をお聞かせください。

ユージ:子どもたちと実際に会うことができて、とてもうれしかったです。あまりディープな話するのもこの場では良くないと思ってさらっとにしたのですが、僕自身、境遇が重なるところがあり、何か力になれることがあればいいなと。その意味で、1つ力になれる方法として今回のプロジェクトに参加したことは良かったですね。

――今後も同様の支援活動を続けていきたいとお考えですか?

ユージ:「自分と関わる人はみんなハッピーになってほしい」というのが、僕のモットーでもあるので。身近なところでいうと、マネージャーもそうですし、家族もそうですし、僕の人生の近くに来た人はなるべくなら幸せになってほしいんですよね。こういうプロジェクトを知ってしまうとやらないわけにはいかない。これからも力になれることはできる範囲でやってきます。

ユージ【撮影:こじへい】

――ユージさんといえば、3児のお子さんを持つパパでもあるわけですが、やはりお子さんができたからこそ、こういった活動により気持ちが入るということもあるのでしょうか?

ユージ:入りますね。自分の子ども時代、楽しかったことももちろんありましたが、寂しさやつらさを感じることもたくさんありました。そういう気持ちにさせないよう今、一生懸命、父親として取り組んでいます。たしかに、子どもができてから考え方が変わったかもしれません。父親になってから、自分だけの人生ではなくなり、子どもたちに目がいくようになりましたから。

――2020年はコロナ禍の一年でした。自粛生活が続く中で、ご家族との向き合い方として気付きや大変だったことなどありましたか?

ユージ:今年は、今までにないくらい家族みんなが一緒にいた年でしたね。以前は仕事に追われて、帰ってきたら子どもが寝ていて……という毎日でした。家族の距離がグッと近くなること自体、僕が望んでいたことでうれしくもあったのですが、一方で、子どもたちのありあまったエネルギーをどう発散させるか、親としてすごく悩みもしました。「外に遊びに行きたい!」って言われても、「外に遊びに行ける状態じゃないんだよ。家でできる遊びを考えようね」と。こうした子どもたちのストレスを、親である僕と妻が受け止めるわけじゃないですか。そうすると僕と妻の衝突がちょっと増えました。

――奥様と衝突した際はどのように仲直りを?

ユージ:うちの喧嘩って、次の日に持ち越したことが1回もないんですよ。その時はお互いバーッと言うんですけど、次の日にはカラッとしていて。そういう意味では、普段忙しくて喧嘩もできなかったですし、今回の自粛期間は大変なこともありましたが、家族の絆を深め、愛情を確かめる期間でもあって、うちは良い形で乗り切ったと思います。今すごく幸せです。

――今回の「Delivering Smiles」はホリデーシーズン中のプログラムですが、ユージさんご自身はクリスマスや年末年始、ご家族とどのように過ごされる予定ですか?

ユージ:クリスマスは、僕の子ども時代にクリスマスツリーを出す習慣があったので、うちでも出そうかなと。年末年始は、子どもたちを日本のおじいちゃんおばあちゃんに会わせてあげたいのですが、今のコロナの状況を見る限り難しいでしょうね……。でも、お年玉だけは何とか回収したいと思っています。会うことが厳しそうであれば、アマゾンでギフトを送ってもらいます(笑)。

――ちなみにお子さんにはどんな育ち方をしてほしいですか?

ユージ:「将来〇〇になってほしい」などの願望は、全然ありません。子どものなりたいものって毎日変わっていくものだと思うので、その時々でなりたいものになるために、全力で支援していくつもりです。

――もしも「芸能人になりたい」と言ったらどうしますか?

ユージ:芸能人になりたいと言ったらならせますよ。ただ、確認はします。「ほんとに?」「どうして?」と。まぁ、なんとなくでも良いのですが、「芸能人になるんだったらこういうことやってみるといいんじゃない?」と提案します。

――現時点で、お子さんはどういう夢をお持ちなのですか?

ユージ:一番下の娘はマーメイドになりたいって言っています(笑)。ちょっと前はプリンセスだったのですが、最近マーメイドになって。現在、東京に住んでいるのですが、パッと行ける距離に海がないので、湘南のほうに引っ越したほうがいいのかなとか考えています(笑)。長女は鉄棒の選手になりたいと言っていますね。うちは長女が6歳、次女が5歳で年子なのですが、姉妹で全くタイプが違うんです。長男はわかんないんですよ。高校になってから夢を語らなくなりましたね(笑)。最後に聞いた時には「教師になりたい」って言ってたかな。ただ勉強がすごく得意で、成績も優秀なんですよ。だから、今は夢を見つけなくても上手にできることをやったらいいんじゃないかと思っています。

《こじへい》

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