まずクランクアップしたのが悟志役の藤木。藤木は主人公・桃子(有村)の恋人・真人(林遣都)の先輩役を担当。最終話の予告映像では、悟志が日南子(小池栄子)にプロポーズする映像が流れたが、まさにそのシーンをもってクランクアップとなった。出演者からの拍手に包まれた藤木は、「皆さんお世話になりました。今年、年男の48歳。ひょっとしたら最後のプロポーズだったかもしれません(笑)。最後のプロポーズが『姉ちゃんの恋人』で、そして相手が小池さんで本当によかったと思っています」と、最後のシーンを振り返ってコメント。また、「大変な中での撮影で、ここまで来られたことを本当にうれしく思っています。明日からドキドキしながら体温を測ることもないと思うとホッとしています(笑)。本当にありがとうございました!」と、約3ヵ月に渡る撮影を無事に終えられたことにホッとした様子だった。
そして、真人の母・貴子を演じた和久井、貴子が働く弁当屋の主人・藤吉を演じたやついいちろう、桃子の叔父で真人の保護司・菊雄を演じた光石研もクランクアップ。息子が罪を犯し、夫が自ら命を絶った中でも懸命に生きる貴子を明るく切なく演じた和久井は、「今回の役は本当に難しくて、ワンシーンごとに『なんて難しいんだろう』と思いながらの撮影でした。でも、真人君とのシーン、桃子さんとのシーン、そして藤吉弁当でのシーン……皆さんと少しずつ出会えて、最後の最後にこうやってたくさんの方々とご一緒できて。寂しさもありますが、現場での、皆様のあたたかさの中、本当に幸せな日々でした。本当に、ありがとうございました」とコメントした。
ドラマ『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジテレビ)の最終回は12月22日21時から放送。