景部高等学校に転入してきた謎の美少女・シオン(cv土屋)。抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが、じつは試験中のAIだった。仲間たちはシオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていくという物語だ。イベントで土屋は、シオンが作中で着ているセーラー服に寄せた衣装で登壇した。
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ミニスカートのセーラー服に触れられると土屋は「現在、26歳なんですけども、シオン“リスペクト”ということで、この衣装を選ばさせていただきました」とコメント。続けて、10代、20代前半の頃は制服の役が多かったと振り返りつつ「ありがたいことに2年前に高校生役を卒業させていただいたので、“これからは着ないだろうな”って思っていました。今日はファンクラブ(のイベント)ですし、ファンの方々にたくさんの笑顔を届けようと思って制服を選んだんですけど、想定しないことが(起きた)」とポツリ。「こんなにマスコミの方がいるとは知らなくて……」と笑顔で述べて、会場を笑いに包んだ。
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それでも、ファンから大きな拍手をもらうと、照れながら「今月ハロウィンなので、楽しくご覧いただけたら」と声をかけた。
本作で劇中歌を披露している土屋。レコーディングは困難を極めたそうで、MCより「ファンの前なので弱音を吐いてもいい」と促されると「めちゃくちゃ大変でした!」と苦笑い。
「デモ(テープ)を聴いたとき、(あまりの難しさに)“私にできるだろうか”って笑っちゃったというか。コロナもあって、歌の先生と対面でトレーニングできず、厳しい状況でしたが、シオンとして歌うことができました。歌っていると、曲と歌詞がどんどん体に入って、自分も励まされました」と振り返っていた。
アニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』は10月29日に全国ロードショーされる予定だ。