菅田将暉・原田美枝子ダブル主演の映画『百花』切ない最新予告映像解禁

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　映画『百花』が9月9日に公開される。同作公開100日前を記念して、最新予告映像が解禁された。

　映画プロデューサー・脚本家・小説家として『告白』『悪人』『世界から猫が消えたなら』『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。そんな川村が2019年に発表した自身4作目となる小説『百花』（文春文庫）が原作。川村自身の体験から生まれたこの小説は20万部を超えるベストセラーとなったが、今回、川村自身が監督・脚本を手掛け、映画化した。なお、川村にとって今作が初長編監督作となる。

　記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは、菅田将暉。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を演じるのは、女優・原田美枝子。ダブル主演の2人が、親子の愛を紡ぎ出す。さらに、泉（菅田）と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤まさみ。百合子（原田）の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を演じるのは永瀬正敏。北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴らの出演も決まっている。

　公開された映像には、記憶を失っていく母・百合子（原田美枝子）と、思い出を取り戻していく息子・泉（菅田将暉）、そして、2人に深く関わっていく香織（長澤まさみ）と浅葉（永瀬正敏）の姿が散りばめられている。泉の名を強く叫ぶ百合子、「ごめん....」と涙を流す泉など、物語の核心に迫る重要な場面が続いていく中で、百合子が口にする「半分の花火、見たい。」という謎の言葉。「半分の花火」の本当の意味に気づいた時、母の秘められた想いが明かされることになる。