永野芽郁主演の映画『マイ・ブロークン・マリコ』が今月30日に公開される。このたび、永野のクランクアップ時の映像と写真が公開となった。
原作は、2020年に発表されるや、単行本が即重版し、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞をはじめ、各賞を総なめにした同名の人気漫画。主人公は、鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)。ある日、イシノはテレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために、何かできることはないかと考えたシイノは、彼女の魂を救うべく、親の手に渡ったその遺骨を奪うことを決心する。マリコの実家から遺骨を強奪し、逃走したシイノは、彼女の遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに……。
クランクアップ映像には、サプライズで親友・マリコを演じた奈緒が登場し、永野は驚きとともに思わず涙を流す。劇中では亡くなってしまう奈緒と熱いハグを交わし、「生きてる~!」と感慨深い様子で、現場を和ませた。そこから撮影を振り返り、「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので、無事に終われてよかった」と安堵。続けて、「現場での空気も温かくて、心地よくて、この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った。監督が、この組を引っ張ってくださって、本気で尊敬できる人の姿を目の前で見れて本当に幸せでした」と感謝し、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」と奈緒へも涙ながらメッセージ送った。