23日放送の『ワイドナショー』（フジテレビ系）に、落語家の立川志らく、ロンドンブーツ1号2号の田村淳、シソンヌの長谷川忍が出演。Yahooニュースのコメント誹謗中傷対策について議論を交わした。
番組では11月中旬ごろから誹謗中傷対策でYahooニュースのコメント欄に書き込むには、電話番号の紐付けが必須となる仕様変更についてピックアップ。MCの東野幸治に賛成か反対か意見を求められた長谷川は「僕は賛成ですけどね、僕もポジティブなコメントだけでいいと思っちゃうので。やっぱりきついこと書かれると（嫌だ）」「正直僕も（自身のニュース記事は）見に行かないです。10良いこと書いてあっても1悪いこと書いてあると嫌なので」とコメント。「一時期見に行って耐性をつけようと思ったんです、ジムに通うみたいに…。でもやっぱり自分は無理で。（誹謗中傷に立ち向かう）淳さんとかすげえなって思います」「腹立つまでいかないんです。もうイヤだ、悲しい、国が悪い…とかどんどん悪いほうに考えちゃう」と意見を述べた。
続いて話を振られた立川志らくは「私は普通に（自身のニュース記事は）見る。そりゃ平気ではないし頭にくるし傷つくこともあるし、自分のはやっぱりむかつきますよ。でも人の悪口っていうのは面白い。神田伯山の悪口とか書いてあるともっと書けって面白くなっちゃう。それもひとつのエンターテインメント。我々は無視されるのが一番辛いでしょう。悪口言われているうちが華」「ただし、こういうのはやめてほしというのは家族が傷つくこと。私にも娘がいるけど、娘が（志らくへの誹謗中傷）を見てものすごく傷つくんですよ。罵詈雑言を書く人たちは人の心を失っているはずだから、そういうことはしちゃいけない。子どもを傷つけるようなことは人としてやっちゃいけないと思う」と持論を展開。
さらに田村淳は「ニュースを見た時に、もうガッツポーズしましたね」とこちらも賛成の意を示し「僕も（自身への）反対意見があってもいいと思います。やっぱり罵詈雑言誹謗中傷が少なくなると思います」「電話番号を言ってでも俺は悪口言いたいんだっていう人は逆に気になります。」とそれぞれの視点での賛成意見を発した。
また淳は電話番号を紐づけるとによるメリットを強調。「今までって1人が1000人分ぐらいの（アカウントを）やってることもあるんですよ。それで世間の空気感を作るっていうことに快感を覚えてる人っているんです。いくらでも情報操作できるので。そういう人は減った方がいいじゃないですか」と違った視点での意見を述べるとスタジオ「そんな人がいるのか」「もっと他にやることあるでしょ」と驚いた様子だった。
