日本アカデミー賞5部門をはじめ、多数の賞を受賞した同名映画から30年後を舞台にした本作。卒業単位取得のためだけに相撲部に入った”崖っぷち” 教立大学4年生の森山亮太(葉山)と、一人で教立大相撲部を支えてきた大庭穗香(伊原六花)が出会い、成長していくコメディードラマである。イベントには、葉山、伊原のほか、⽚島章三監督、周防正⾏総監督が登壇した。
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劇中では、相撲部員が努力する姿が描かれていることから、これまで、自身の人生で努力したこと、生きてきた中での胸アツポイントについて質問が投げかけられた。葉山は、10年俳優を続けていく中で、1ステップ踏み出したいときに、昨年、本作のオーディションを受けたことが胸アツだ、と回顧。
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一方、大阪・登美丘高校のダンス部に所属していたころに披露した「バブリーダンス」で注目を浴び、芸能界に入った伊原は「穂香たちと同じくらいダンス部で青春していましたね。1年生で大会の選抜に落ちたときに、人生で初めてたくさんの努力をしました。そのあとの追加オーディションで絶対に“受かってやろう!”と踊りまくった結果受かったときは、努力していたら見てくれている人がいるし、報われることがあるなと実感しました」と振り返った。
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イベントが進む中、特別ゲストのなかやまきんに君が登場。ボン・ジョヴィの『It's My Life』のBGMにのせてポーズをとり「ヤ―!」と吠え、会場を笑いに包んだ。初めて生できんに君を見たという伊原は興奮気味に「嬉しいです! (登場音楽が)こんなに長いんですね!」と述べるも「『長いんですね』ってちょっと……(不快に思った?)」ときんに君。伊原は慌てて「違います!」と否定して笑いを誘った。また伊原や葉山が、撮影中にきんに君のYoutubeを観ていたと明かした際には「メインキャストのおふたりが僕のことを参考にしてくれたということは、僕も主演ということでいいですか?」とボケて伊原らを笑わせた。
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そんな中、きんに君のギャグ「筋肉ルーレット」で、世界中に「シコブーム」が到来するのか占う一幕も。きんに君は、大胸筋を左右に揺らし「シコブームがくる」との結果になった。伊原や葉山は喜びつつ、彼の筋肉の厚さや動きにも驚いていた。
ドラマシリーズ『シコふんじゃった!』は、10月26日より、ディズニープラスで独占配信される。
【ディズニープラス】オリジナルの新作から話題作まで配信中