生存者が「生き地獄」と語る関東大震災の火災旋風、そしてフェイク情報…フジテレビが特番 | RBB TODAY

生存者が「生き地獄」と語る関東大震災の火災旋風、そしてフェイク情報…フジテレビが特番

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「100年前の震災については、そもそも何があったか知らない、というのが、今を生きる多くの人たちの実感だと思います。私もそうでした。しかし、今回、生き延びた方々が残した手記や肉声、映像をひもといていくと、現代にも通じる教訓がたくさんあることに気づかされました。100年前にもフェイク情報が存在していたこと。また、火災によって多くの命が失われた背景に意外な事実もありました。震災のわずか数分で大きな津波が襲ってきた恐怖を語る112歳の証言も大変貴重です。いま、あのときと同じ規模の地震が首都圏で起きたらどう行動すればよいのか。命を守るためみなさんが未来を考えるきっかけになれば幸いです」

 フジテレビ報道局プロデューサーの鹿嶋豪心氏は、3日放送の『イット!×わ・す・れ・な・い特別編 関東大震災100年の真実』(16時00分~17時25分 ※関東ローカル)について、こうコメントしている。

 民放キー局5局とNHKは、東日本大震災から10年となった2021年から、共同の防災プロジェクトを立ち上げ、各局が保管する震災の映像を交換し合うなどして、防災減災に関するドキュメンタリーやニュース企画を各局で制作・放送してきた。関東大震災から100年となる今年は、防災を改めて「自分ごと」にしてもらうため、3月から関東大震災が発生した9月までの間、放送局の垣根を越えてキャンペーンを展開している。9月には、新たな取り組みとして防災イベントを行うほか、各局で特番やニュースリポートを放送する。

 10万人を超える犠牲者を出した関東大震災の象徴ともいえる謎多き火災旋風。目撃した生存者が「生き地獄」と語った戦慄(せんりつ)の事実とは。今私たちが暮らす街で発生する可能性は?榎並大二郎・宮司愛海両キャスターが、震災の記憶をたどり、東京の街に潜む地震火災の危険性を探る。そして、100年前にもフェイク情報は存在していた。ゆがめられた震災の写真、そして、根拠のない情報はなぜ拡散されたのか。震災時の人間の心理に迫る。

 さらに、地震後わずか5分で襲ってきたという神奈川・逗子の津波。112歳の“生き証人”の実体験、父から受け継いだ「1枚の絵」が克明に伝える恐ろしさ。福島の被災地出身の俳優・板橋駿谷が現地を歩き、知られざる津波被害に迫る。

《RBB TODAY》

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