プレミアムトーク番組『A-Studio+』(TBS系)が、12月に放送800回を迎える。それにあたって、MCを務める笑福亭鶴瓶とKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がこれまでの放送を振り返った。
タッグを組んで5年目となることについて、鶴瓶は「本当にありがたいことですね」と語り、藤ヶ谷は「鶴瓶さんとご一緒してもう5年になるんですね。早く感じます」としみじみ。
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これまでの放送で印象的だったゲストについて、藤ヶ谷は「吉永小百合さんです。収録前に僕だけ楽屋挨拶に伺うコーナーをやっていたのですが、まさかお会いできると思ってなかったので、ドッキリなのかななんて思っていました(笑)。“よろしくお願いします”とあいさつしながら、内心“すごい!本物だ!”と緊張しました。そして、そんな吉永さんが鶴瓶さんがMCだから出演を決めてくださったと聞いて、本当に鶴瓶さんはすごいなと思いました」と振り返った。
また、藤ヶ谷はお笑い芸人がゲストで来たときの鶴瓶との関係性を見て、すごさを実感したといい、「下の世代の芸人さんたちが、大ベテランで師匠である鶴瓶さんにツッコミを入れたり、イジったり、そういったことができる関係ってなかなか僕の周りにはないんですよね。自分が70代になって、後輩を招くってなったときに鶴瓶さんみたいにツッコミとかイジりができる“隙”を与えられるのか分からないなって」と語る。
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それに対して鶴瓶は、「前に野々村友紀子さんに僕は“舐められ力がある”と言われたんやけど、それが的を射ていると思うねんな。そんな雰囲気出してるつもりはないねんけどね(笑)。大阪から出てくる子らなんかは東京という場所で、『A-Studio+』出るってなったらすごい緊張もするだろうから、僕をダシにしてもらえればと思うんです」と懐の深さを見せた。
これまでゲストからの言葉などで影響を受けたことを聞くと、鶴瓶は「スピードスケートの小平奈緒選手から聞いた言葉がすごく印象的で。“与えられるものは有限で求めるものは無限”というね。新たな価値観を教えてもらって、深く心に残ってるね」と明かす。
そして藤ヶ谷は、「今年公開された映画[傲慢と善良]は、原作を読んで主人公を演じたいと強く思っていて、これまでゲストの方々がそういうアプローチを自ら行っていたという経験を語られていたので、それを思い出して僕も頑張ってみようと思いました。“待ち”の時代は終わったんだなとこの5年弱で感じていたので、それが夢の実現に近づけさせてくれたのかなと思いました」と振り返った。