【WWDC 2006】基調講演を中心にフォトレポート！ 4枚目の写真・画像

IT・デジタル

会場のサンフランシスコダウンタウンのモスコーンセンターウエスト。

会場1階ロビーに張られた大きなバナー広告。WWDCで発表されるnewアイテムがさりげなく含まれている。

10時からの開演を待つ開発者たち

ジョブズが階段を駆け上がって壇上に登った。バックはサンフランシスコをイメージさせるケーブルカーのイラスト。リボンにはWWDC06welcome to San Franciscoの文字。

今年は過去最大のWWDCとなり、4200人以上の開発者が登録しているそうだ。

各国から開発者が集まった

キーノートはスティーブ・ジョブズCEO以外に、ワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長Phil Schiller氏、ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Bertrand Serlet氏とプラットフォームエクスペリエンス担当副社長Sott Forstall氏の４人によってプレゼンテーションが行われる。

アップルストアNY五番街のガラスのモニュメント。

アップルリテールストアは世界で157店舗になった。

アップルリテールストアの訪問者は6月末で1700万人に達した。

直近3ヶ月での成長率がPCの倍以上だと指摘する。

とくに、Intel採用となった新しいMacBookの伸びが著しい。

6月では、ノートバソコンマーケットの12%を占めるまでにもなった。

これまでのIntelプロセッサーに移行した製品群。

ここで、プレゼンターがジョブズからワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長Phil Schiller氏にかわる。本日は、PowerMacを置き換える、MacProをしよう。

MacProは、インテルが先日発表したMerom / Conroe / Woodcrestというデュアルコア製品群の中から、ハイエンドのサーバー用にあたるXeon“Woodcrest”を採用している。

64bitの演算能力をもち

G5の3倍の能力をもつ。

MacProは、そのXeonを2つ内蔵する。つまりデュアルプロセッサCPUが2つなので、合計4つのコアを持つシステムだ。

G5 Quadシステムと比較して、SPECint_rate2000で2.1倍、SPECip_rate2000で1.6倍の能力を誇る。

Universal codeに対応している主要なソフトならば、1.4〜1.8倍のパフォーマンスを発揮する。

BusはFront-side Dual接続で1.33GHz。

メモリは4 Channel,256-bit,667Mhzを採用。

ハードディスクベイは、4つ存在する。

フロントにもI/Oを持ってきて使いやすくなった。

4つのPCI Express拡張バスを持っている。

これまでG5システムにあった多くのファンがなくなり、収納性が高くなった。

2つの2.66GHz Dual-coreプロセッサ、1GBの677Mhz FB-DIMM、250GBのHDD、NVIDIA Geforce 7300GT 256MBと16倍速スーパードライブの仕様で2499ドル（日本価格は319,800円）となる。

同じ仕様をDell Precisionで構成すると、MacProよりも1000ドル近く高い。

アップルストアによって、4976640通りの仕様を選ぶことができる。

今日から発売します。

これによって、アップルはコンシューマ向けラインナップのすべてをIntelプロセッサに置き換えることを終えました。

それにかかった日数は、たった210日です。