【トレンド】東京スカイツリー開業100日、東武があらたな直通運転
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この列車は、さいたまエリアから東京スカイツリータウンへの便利なアクセスを提供するもので、大宮駅を出発すると春日部駅より野田線から東武スカイツリーラインに乗り入れ、とうきょうスカイツリー駅まで乗り換えなしで行ける。
大宮付近からJRで南下すると、上野と浅草で乗り換えが必要となる。いずれの駅も慣れない利用者には簡単な乗り換えとはいいがたい。これらと比べると春日部での乗り換えは簡単で、直通運転になるとさらに便利になる。
大宮〜東武スカイツリーライン間のイベント列車の所要時間はちょうど1時間で、これは野田線とスカイツリーライン急行の所要時間の合計に等しい。上野経由だと乗り換えがスムーズにいって50分程度だろう。
イベント列車は、東武トラベル主催のツアーに参加すると乗車できる団体専用列車として運行され、9月2日まで毎日1往復が運転される予定だ。
運行に当たっては、高度成長期以来、東武鉄道の主力車両として活躍した8000系車両の8111号編成を使用する。現存する8000系は8111号編成をのぞきリニューアル改造が施されており、8111号編成は前面形状が原型をとどめていた唯一の編成だ。2011年6月に一般営業から引退し、塗装と細部をデビュー当時の姿に復元され、動態保存された。所属は東武博物館となる。ツアーにも同行した東武博物館の上花嘉成名誉館長は「大手私鉄による動態保存は珍しい」と語る。
出発式で東武鉄道の牧野修常務取締役鉄道事業本部長は「今後も、この直通ルートを使って臨時列車を運行する予定だ。また特別車両の導入も計画している」と述べた。
《高木啓》
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