農業IT化の市場規模、2020年に9倍…クラウドは28倍
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●GPSガイダンス…GPSを用いた農業機械の自動操舵。
2012年度の農業用GPSガイダンスシステム等の出荷台数は910台、自動操舵システムは140台で計1050台。今後、農耕地の大規模集約化が進展(農地集積基盤整備事業)するとともに、準天頂衛星などインフラの整備で実証試験段階から実需に進む。GPSガイダンス市場は2020年で15億円前後と予測する。
●センサ・ネットワーク/環境制御装置…センサ技術を用いて圃場・栽培施設の温度や湿度、養分、土壌などの情報を取得し、生育に最適な環境を自動制御し、栽培の自動化を図る。
現在、環境制御向けセンサ・ネットワークの導入可能な国内の施設数(潜在ニーズ)は、およそ7000~8000施設。環境制御・センサ・ネットワークは2007~08年頃から市場に投入され、2010~12年で先進的取組の農業事業者に導入され、ようやく市場で認知され活用されている。累計市場規模は、2012年で10億~11億円規模(単年では3億~3億5000万円規模)にとどまっている。2015年には4~5倍の成長が見込め、10億~12億円規模、2020 年には現在比10倍の35億円前後に拡大する。
《高木啓》
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