まるで超合金のロボットみたい!? 分離・合体できるモトローラのSIMフリースマホ「Moto Z」をレビュー
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
■どんな人にオススメか
このSIMロックフリー端末Moto Z、Moto Z Playは、どんな人にオススメだろうか。残念ながら格安SIMサービスに、最優先で“安さ”を求めている人には、あまり薦められない。スマホ本体のみでMoto Z Playなら6万円弱、Moto Zなら9万円を超える。そのうえ、Moto Modsがそれなりの価格に設定されており、コスパという点では分が悪い。
2016年下半期に発売された端末を中心に、SIMロックフリー端末の人気商品をいくつか表にまとめてみた。このご時勢、メインカメラの1300万画素超えは当たり前で、指紋認証、デュアルSIMを搭載している機種も多い。それでいてASUS ZenFone 3なら42,780円、ZTE Blade V7Maxなら33,780円、Huawei P9 liteなら27,289円、プラスワン・マーケティング FREETEL SAMURAI REIなら21,197円と、破格に安い商品がいま続々と発売されている。単純にカタログスペックだけで判断するなら、Moto Z、Moto Z Playの強みは4K撮影に対応していること、特にMoto Zは画面の解像度が高い(2560×1440)ことが挙げられるが、価格を含めて考えると競争力には乏しい。
一方で、スマートフォンが好き、ガジェットも含めて好き、筋金入りのモトローラ好き、「惚れたスマホには金を惜しまない」といった層には、恐ろしく魅力的な製品になるだろう。Moto Zはまったく新しい発想の端末で、このシリーズでしか味わえないユーザー体験がある。今後、発売されるMoto Modsの新機能にも期待がもてる。爆発的に売れるモデルとは言い難いが、コアなファンには長く愛される、そんな製品になりそうだ。
協力:モトローラ・モビリティ・ジャパン
《近藤謙太郎》
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