同キャンペーンは「アッパレ しずおか元気旅」をキャッチコピーに、世界遺産である富士山をはじめ、グルメ、歴史、風景、アクティビティ、パワースポットなど、様々な切り口から静岡県の魅力を満喫できる旅を提案している。
初日は、楽器メーカー「ヤマハ」の創業130 年の軌跡を体感できる施設「ヤマハ企業ミュージアムイノベーションロード」からスタート。楽器を分解し、その構造や作り手のこだわりを紹介する「ものづくりウォーク」、世界に誇る立体音響と220度のワイドスクリーン映像で音の世界にどっぷりはまれる「スーパーサラウンドシアター」、自由に演奏できる約2,000万円ものグランドピアノのほか多彩な楽器が集まる「楽器展示エリア」など、1フロアにヤマハの歴史と楽器の魅力が凝縮されたエンターテイメント空間。昨年、本社1階にオープンしたばかりで知名度は低いため、ゆっくり遊びたい方は今がチャンス!(要予約)
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「浜名湖の真ん中で愛を叫ぶ」企画にも参加。浜名湖は平均水深4.8mだが、引き潮になる時間帯のみ、入り江から船で3分ほどの場所に現れる浅瀬に立つことができるという不思議な経験ができる。空と湖の青が映えるフォトジェニックな場所で、愛でも不満でもなんでも叫べば気分もリフレッシュ!猛暑を乗り切る新しい水遊びスポットに加えてみてはいかがだろうか。ちなみに、船から降りて浅瀬に立つまでの水深はひざ下まであるので要注意。
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昼食は、創業以来60 余年、先代からの味を受け継いでいるうなぎ専門店「志ぶき」で、国産うなぎの白焼きと蒲焼きが堪能できる「うなぎの二色小丼」をいただく。皮を焼いた後に蒸して余分な脂を落とし、秘伝のタレをつけて再度焼き上げるのが志ぶき流。外はパリッと香ばしく、中はふっくらと柔らかいうなぎは絶品。薬味にもこだわっており、うなぎの旨味に変化をつけてくれる新鮮なわさび、挽き山椒、岩塩、醤油たれなど、一通り試してほしい。
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お腹が満たされたら眼福の時間。約3000種の植物が四季折々に咲き誇る「はままつフラワーパーク」へ。この時期はバラ、ハナショウブ、アジサイが見ごろ。同パーク自慢のローズトンネルや、150mにわたるカラフルな花々が織り成すイギリス式庭園「スマイルガーデン」を歩くと、ここが日本であることをつい忘れてしまう。雨の日は、バリやメキシコをイメージした「クリスタルパレス」でのんびり過ごすのもいいだろう。6月末までは「大物盆栽展」も開催中。16年の伊勢志摩サミットにもお目見えした「小豆島」はまさに日本が誇る名作。2億円の価値をご覧あれ。
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浜松土産の代表で、年間70 万人(2017 年実績)が訪れる「うなぎパイファクトリー」では、通常時の工場見学に加え、同キャンペーン限定の「窯出しうなぎパイミニ」を試食させてもらうことに。同施設2階の「うなぎパイカフェ」で待ち構えていると、職人が焼きたてのうなぎパイミニを足早に運んで来てくれ、最終工程となる秘伝のタレを目の前で塗布。それをガイドのお姉さんが一つずつ手渡ししてくれる。焼きたてのアツアツカリカリ食感は病みつきになる美味しさ。
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1日目は「夕焼け空中散歩ツアー」で終了。日本唯一の湖上を渡る「かんざんじロープウェイ」で“恋人の聖地”に認定されている大草山の屋上展望台へ向かうと、目の前に広がるのは360度大パノラマの夕景。カリヨンの音色が、よりロマンチックなひと時を演出してくれる。併設された「浜名湖オルゴールミュージアム」には、約70点の貴重なコレクションが展示されており、ひときわ目を引く、高さ3.5m、幅5mの巨大オルガン「ガビオリフェアグランドオルガン」(1920年頃フランス製)の実演も実施。ヨーロッパの公園に設置され、2km先にも響き渡ったというダイナミックな音色は覚悟して聞くべし。
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2日目は、柴咲コウ主演のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17)で注目を集めた井伊家歴代40 代を祀る菩提寺「龍潭寺」へ。井伊家は、寛弘7年(西暦1010年)に誕生した共保公を初代とし、苦難を乗り越えながら幕府を支え、千年余にわたり繋がれた名家。通常は井伊家御霊屋に納めてある井伊家歴代主の木像や位牌を拝観するほか、江戸時代初期に築かれた小堀遠州作の国指定名勝「龍潭寺庭園」を鑑賞。中央に守護石、左右に仁王石、手前正面に礼拝石を配し、池の形が心字池という典型的な寺院庭園で、縁側に座って先人たちも眺めた景色を見ながら、悠久の昔に思いをはせるのも一興だ。
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昭和10年に開通した旧国鉄二俣線の天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅」では、国登録有形文化財の転車台を使い、「洗って!回って!列車でGO!」を体験。転車台は、片方向運転しかできなかった蒸気機関車の向きを換えるために使われていたもので、ツアー一行が乗車した列車が大きな洗車機の中を通過して転車台の上に置かれると、車体が180度ぐるりと方向転換。このようなレアな経験ができるのはここだけではなく、同鉄道には、プラットホームや駅舎、橋梁など、あわせて36もの国登録有形文化財がある。車窓に広がる原風景を見つめ、静かな時間を堪能しながらめぐる鉄道遺産の数々…。ハマるのは“鉄ちゃん”だけではないはず。
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徳川家康公が名づけた、600年の歴史を刻む東海道屈指の古刹「可睡斎」では、約10万坪もある敷地内で貴重な文化遺産と四季折々の自然景観が楽しめる。中でも驚いたのは国登録有形文化財の「大東司」。戦前の昭和12年に建築された水洗式トイレで、この世の一切の汚れを焼き尽くす光徳を持つ「烏蒭沙摩明王」の日本一大きな像が安置されている。男女兼用のため入りにくさは否めないが、臭いがこもらず、当時の建築技術の粋を直接感じられる日本一荘厳なトイレは勇気を持って入ってほしい。
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「遠州三山 風鈴まつり」は絶対に外せないインスタ映えスポット。風鈴は邪気除けとして寺に吊り下げられた「風鐸」が由来となっており、同祭は日本の伝統的な寺院文化を継承しながら、新たな夏の風物詩にしていこうと2017年から開催している。山門から本堂までの「風鈴の小道」には約2500個のカラフルな風鈴が登場。庭園では1500個の真っ赤な風鈴による「赤富士風鈴のオブジェ」が涼を運んでくれる。
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昼食は「可睡斎」で、800年余り前から修行僧の心身の鍛錬に欠かせなかったと言われている精進料理を味わう。動物性食品を一切使用せず、地元でとれる旬の食材を使い、手間ひまを惜しまずに作ったもので、今回用意していただいたのは、茶葉天ぷらや抹茶胡麻豆腐など、袋井茶や抹茶をふんだんに使った数量限定の「静岡お茶御膳」。精進料理と聞くと、質素で味気ないものを想像していたが、見た目も鮮やかでボリューミー。濃い目の味つけで茶飯がすすむ…。
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旅の締めは、約9500haもの広大な土地を要する東山の茶畑で茶摘み体験。ここは通常の茶栽培に加え、晩秋に刈って乾燥させた草を裁断して茶園に投入する「茶草場農法」を行っている。これによって微生物が繁殖して土質が改善され、良質なお茶と共に多種多様な生物が生息できるとして、世界農業遺産に認定された場所でもある。さんさんと降り注ぐ太陽のもとで茶娘になりきったあとは、「東山いっぷく処」で“八十八夜茶”の一番茶のおもてなしを受ける。農家の苦労を知ったあとの一服は格別だ。
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富士山やお茶など昔ながらのメジャースポットを基盤にしながら、新時代にふさわしいフォトジェニックで遊び心あふれるニュースポットが続々と誕生している静岡県。この機会にぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
・静岡デスティネーションキャンペーン特設サイト
http://hellonavi.jp/dc/index.html
・Japan Highlights Travel静岡特集ページ
https://japan-highlightstravel.com/jp/traveling_shizuoka/
・上記観光スポットにお得に行ける「ふじのくに家康公きっぷ」紹介サイト
https://japan-highlightstravel.com/jp/traveling_shizuoka/plan/#set_tab1_1
・上記観光スポットを含む各施設で特別な体験ができる観光列車紹介サイト
https://japan-highlightstravel.com/jp/traveling_shizuoka/plan/#set_tab4_1