同作は、池井戸潤作『半沢直樹』シリーズの「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)が原作。堺雅人主演の型破りなバンカー・半沢直樹が「やられたらやり返す。倍返しだ!」を決めゼリフに、理不尽な要求を突き付ける相手に“倍返し”を決めていく痛快ドラマだ。
(以下、ネタバレ含む)
前話では、北大路欣也演じる中野渡頭取と香川演じる大和田が、柄本明演じる箕部幹事長に対し、決定的な証拠を渡してしまったかに思えたが、最終回では、これらが中野渡と大和田による計画の一端であり、それに気づいた半沢は、最終的に中野渡から、東京中央銀行が箕部から債権放棄を迫られる会見を直々に任されることに。会見中、箕部の決定的な証拠を手に会見場に姿を表したのは大和田。前シリーズでは敵同士だった2人だが、箕部を追い詰めるという1つの目的達成のため、完全に手を組んだ瞬間だった。
香川は最終回のオンエア後、視聴者に向けて「このような状況下にもかかわらず、最後まで半沢直樹を視聴し続けてくださった皆様には、ただもう感謝の念しかありません。本当に本当にありがとうございました」とツイート。最後は「またいつの日か、このチームで皆様にお会いできますよう心から願っております。いずれ春永に...good-bye death!」と今シリーズで話題になった“決め台詞”を使って謝意を伝えている。
これに対し、視聴者からは「最高すぎました。もう放心状態です」「とても楽しかった目が笑っているDEATH」といったドラマの感想や、「最強の敵にして相棒」「昨日の敵は今日の友」など、半沢と大和田の関係について感心する声。「いつ帰ってくるんですか」「また大和田暁に会える日が待ち遠しいです」「来春でオネシャス」など、早くも続編を期待する声が多数寄せられている。
このような状況下にもかかわらず、最後まで半沢直樹を視聴し続けてくださった皆様には、ただもう感謝の念しかありません。本当に本当にありがとうございました。またいつの日か、このチームで皆様にお会いできますよう心から願っております。いずれ春永に…good-bye death!
— 香川照之 / 市川中車 (@_teruyukikagawa) September 27, 2020