【インタビュー】上白石萌音、“朝ドラ”初のトリプルヒロインに意気込み「2人が心の支え」
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先日、ポスター撮影があって、久しぶりにお二方にお会いしました。撮影中にカムカム英語の話をすることができたので、思い出話を娘にするような感覚(※本作で深津が娘・るい、川栄が孫・ひなたを演じる)がありました(笑)。お二方が自分の支えとして、心の中にいます。
――安子が14歳で英語に熱中したように、上白石さんが実際に小中学校で熱中していたことを教えてください。
私も英語が大好きでした。塾に通ったり、クラスメイトと競って勉強したり、なぜあんなにモチベーションがあったのかは分かりませんが、いまだに英語が大好きなので、あの頃に火がついたのかなって思います。特に「R」の発音が好きで(笑)、Rを発音していると、“英語を喋っているな”って感じますし、そのあとに「L」がくると、とても楽しい。「Really?」みたいな(笑)。
――旅先で英語が役立ったエピソードはありますか?
3年くらい前、初めて1人でロンドンに海外旅行へ行きました。とにかく舞台を見たくて、たくさんチケットをとったんですけど、向こうの観劇スタイルってすごくフランクで、着席するやいなや、隣あった見知らぬ人とめっちゃ喋るんですよ。幕間も「最高だったね」とか「一人で日本から来たの?」とか、すごく話をするんです。
そこで、仲良くなったカップルがいて、いろいろ話をしたあと、別れるときは名残惜しくなってハグして帰るみたいな……。現地の人とお互い大好きなものについて喋って素敵な思い出が作れたので、英語を勉強してよかったと思ったし、勉強して損はないなって思いましたね。
――昔から“朝ドラ”に憧れを抱いていたそうですね。特に印象に残っている作品はございますか?
中学1年生でデビューした時にやっていたのが、井上真央さん主演の『おひさま』でした。この作品を毎日録画して、学校から帰ると正座して観ていましたね。真央さんが演じる陽子先生に強く憧れましたし、日々の楽しみで……。おこがましいですが、いつのまにか“朝ドラ”への憧れを芽生えていることに気づき、その思いを温めてきました。
――それからずっと“朝ドラ”を思い続けてきたわけですね。
毎朝15分で、学校や仕事に行って頑張る“元気”を与えるって、“なんて素敵なことだろう”と思いました。“いつか私もこういうことができる女優さんになりたいな”と幼いながらに思っていましたね。
――いよいよ、視聴者に毎朝元気を与える存在になりますが、いかがですか?
元気になっていただけたら嬉しいですね。12歳から思っていた夢が叶った嬉しさもありますし、それとは違った責任感や不安もありますが、できあがった作品を観たら、本当に温かくて素敵なものに仕上がっていたので、自分のことは一旦置いておいて、今は(視聴者に思いが通じるように)祈っています。
※ヘアメイク/山田佳苗、スタイリスト/嶋岡隆・北村梓
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