「この先、生きていても…」優子が涙ながらに語る壮絶人生!最愛の弟・秀夫のこと…『ちむどんどん』第74話 | RBB TODAY

「この先、生きていても…」優子が涙ながらに語る壮絶人生!最愛の弟・秀夫のこと…『ちむどんどん』第74話

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『ちむどんどん』第73話 (c)NHK
『ちむどんどん』第73話 (c)NHK 全 1 枚
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 21日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』第74話では、優子(仲間由紀恵)が、それまでの知られざる過去をさらけ出した。

 戦争で家族を失い、身寄りがいなくなった優子。「この先、生きていても楽しいことは何もないと思っていた」という優子だったが、出会った賢三(大森南朋)に励まされ、「この人と家族になりたい。2人で生きていきたい」と強く誓う。

 2人は結婚し、やがて4兄妹が生まれた。賢秀は、優子の死んだ弟・秀夫にそっくりだったという。だが、やはり気がかりなのは、どこか山の中で亡くなったままいる両親と姉。それを思うと、優子はたまらなかったという。そんなある日、新聞で「遺骨収集活動」という記事を見つけ、賢三とともに1年に1日でもいいから手伝おうと決める。


 この活動のことを初めて子どもたちに明かした優子は、「ようやく、お父ちゃんとの約束が果たせたさぁ」「いつか、必ず子供たちに昔のこと伝えようって」と安堵。歌子(上白石萌歌)から「何で今まで話せなかったわけ?」と聞かれると、「怖くてたまらなかった」と返答。「秀夫のことを思い出すと…。この腕の中で冷たくなった。うちの腕の中で…。自分の食べる分も弟にあげればよかった」と、弟の死の間際を涙ながらに振り返った。

 さらに「だからあんたたちには絶対に家族を亡くすような思いをさせないはずだったのに…。賢三さんが無理をしていたことに気付いてあげられなかった…。ごめんね。 みんなの大好きなお父ちゃん守ってあげられなくて…。ごめんなさい…。ごめんなさい。ずっとずっと言えなかった…。ごめんなさい、ごめんなさい…」と、号泣しながら必死に頭を下げる。

 これに子どもたちは「誰もそんなふうに思ってない」「お母ちゃんのせいじゃないさ」「お父ちゃんは、ずっとうちたちの心の中で生きてる。会いたい時はいつでも会える」と力強く告げる。

 さらに暢子(黒島結菜)は「うちたちは絶対に幸せになる!だから、うちたちに謝ることなんて何もない」、歌子(上白石萌歌)は「うちも幸せになる!」、良子(川口春奈)も「うちも」、賢秀は「俺はグレイトにハッピーになるからよ!」と言いながら、家族そろって身を寄せ合っていた。

《杉山実》

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